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難易度に変化は? 16番グリーン改修で誕生した新たなピン位置

6/9(日) 9:34配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇国内メジャー◇日本ツアー選手権森ビル杯 3日目(8日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7387yd(パー71)

【写真】 ナイキの傘をさす葭葉ルミ

前日からの雨によりグリーンの硬さがやや抑えられ、第3ラウンド16番(パー3)は手前から41yd、左から8ydの位置にピンが切られた。このピンポジションに、多くの選手が反応したかもしれない。16番に新たに加えられた改修によって、今大会で初めて披露されたシビアなピン位置だったからだ。

改修ではグリーン左奥の傾斜を強め、縦幅8ydほどの高く狭い段が設けられた。ピンは傾斜から4yd入った位置に切られ、奥のエッジまでは4yd。ティエリアを前に出してピンまで146ydの距離(予選ラウンドは190yd)に設定され、高弾道でボールを止めるショートアイアンの精度が試された。

コースセッティングを担当する田島創志プロは、コースの状態や天候、他ホールのピン位置の流れなどを考慮し、「いろいろな意見を聞きながら、総合的に判断して今日しかないと思った」と説明する。もちろん難度の高さは承知の上だが、「146ydの距離の中で、日本タイトルがかかる試合ならば(傾斜から)4ydだろうと。そこを打ち分ける技術が欲しい。難度は高くなるが“宍戸らしい”と思う」と狙いを明かした。

肝心のスコアを見てみよう。平均ストローク数は第1ラウンド「2.992」(難易度16番目)、第2ラウンドの「2.984」(同15番目)に対し、上位67人が進んだ第3ラウンドは「3.075」とオーバーパーに達して難易度は8番目に上がった。傾斜に落ちて手前に大きく戻される、または奥のラフに打ち込む選手も散見された。

前年覇者の市原弘大は9Iでピンそばにキャリーさせ、カップから10cmにピタリと止めるスーパーショットを披露。「高い球で狙った感じで、手応えも良かった。傾斜で戻ると(手前の)ファーストカットまで行くし、スピンが入らないと奥のラフに行っちゃう。完璧じゃないと寄らない」と、その難しさを表現した。

この日の16番のスコアの内訳は、バーディ12個、パー43個、ボギー8個、ダブルボギー3個、トリプルボギー1個という数字。改修を含めてコースセッティングに携わった関係者たちの目に、どのように映っただろうか。(茨城県笠間市/塚田達也)

塚田達也

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