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ベッテルのポールが転機になれば……ハミルトン、今後もフェラーリとの激しいバトルに”期待”

6/9(日) 13:21配信

motorsport.com 日本版

 2019年シーズンのF1は、6戦を終えた段階でメルセデスが圧倒的な速さを見せている。ここまでルイス・ハミルトンが4勝、バルテリ・ボッタスが2勝をあげており、5レースでワンツーフィニッシュを達成している。

【動画】F1第7戦カナダGP予選ハイライト

 対照的に、フェラーリはモナコGPでのセバスチャン・ベッテルの2位が最高で、シャルル・ルクレールと合わせて表彰台獲得4回にとどまっている。そんな中、第7戦カナダGPの予選でベッテルがポールポジションを獲得。彼にとっては今季初、フェラーリにとっては第2戦バーレーンGPのルクレール以来今季2度目のポールとなった。

 予選2番手に終わったハミルトンは、フェラーリの高い競争力を今後も期待しているかと尋ねられ、次のように答えた。

「それはこのスポーツにとっても素晴らしいことだ」

「僕は他のチームと戦うことが好きだ。今日はとても接近していたので、最終的にどうなるのか分からなかった。ある時には僕たちの方が前にいたりして、ずっと順位が入れ替わっていた」

「これが彼らにとってターニングポイントになることを願っているし、これからも接近していくだろう。そして僕たちはシーズンを通して緊迫した戦いをすることになる。それは素晴らしいことだ」

 ハミルトンはQ3の最後のアタックを終えた段階で、トップにつけていた。しかし、その後ろにいたベッテルが、長いバックストレートを含む最終セクターを全体ベストでまとめ、ハミルトンをトップから引きずり降ろした。

 しかしながらベッテルは、ストレートが長いトラックレイアウトがフェラーリに味方したことを認めた。彼は今回の予選で見せた速さが、今後の指標となることに慎重な姿勢を保っている。

「僕たちはまだ(メルセデスに)追い付く必要があるんだ」とベッテルは語った。

「トラックは僕たちに少し味方していると思う。僕たちは全てのトラックでトップスピードが速かったけど、ここはコーナーが少なくて、それ(最高速)が大きく影響するトラックだ」

「チームは懸命に働いてくれている。マラネロにいるみんなが僕たちに良いマシンを提供し、良いレースをさせようとしてくれている」

 ベッテルはポールポールポジションが確定した直後、マシンの中で「この調子だ! この調子で行こう!」と叫んでいた。

 motorsport.comが当時の心境を尋ねると、ベッテルはこう答えた。

「ここは多くの場所で壁ギリギリまで近付く必要があるサーキットだ」

「非常にバンピーで、路面が荒れている。ここをうまく走ることができたら、とても素晴らしい気分になる。アタックラップを終えた時にはアドレナリンが全開になるんだ」

「僕が(フィニッシュ)ラインを越えた時、まだ誰かが後ろにいるのかどうかも分からなかった。でもその時、彼ら(チーム)が「ポールポジション!」と叫んでいるのを聞いた。アドレナリンと相まって純粋に嬉しかった。僕は歌手ではないけど、かなり激しく叫んでいたよ」

Scott Mitchell

最終更新:6/9(日) 13:23
motorsport.com 日本版

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