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より熟成されたヤマハのロングセラー「SR400」 大きく変わっていないことが何よりも嬉しい!!

6/9(日) 17:00配信

バイクのニュース

キック始動オンリーで、美しい冷却フィンも健在!!

 よかった!! SRはやっぱりSR。2台を並べてみると、パッと見は何ら変わりません。美しいフィンが刻まれた空冷単気筒エンジンの始動もキックスタートのみ。クラシカルなムードを醸し出すメーター、まっすぐに後方へ伸びたマフラーやクロームメッキ仕上げのフェンダーなど、先代とまったく同じと言っていいでしょう。

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 まず2017年で生産を終了した先代から乗ってみます。キック始動という儀式がなによりも嬉しく、「これからSRに乗るぞ!」とワクワクせずにはいられません。電子制御の燃料噴射なので、キック一発という目覚めの良さですが、じつはキャブレター時代から言われているほどSRのエンジン始動は難しくありません。

 というのも、エンジンの上部右端に「キックインジケーター」があり、小窓からピストン上死点(実際は上死点のちょっと先)を示すマークが目視できるので、それからキックペダルを思いっきり踏み下ろせば、いともたやすくエンジンスタートするのです。

 ハンドル左にある「デコンプ」レバーを握ると排気バルブが開放され、ピストン上昇時の圧が抜ける仕組みになっているので、上死点を探るのもペダル操作が重いなんてことはありません。今回の取材では女優の小野木里奈さんにも初挑戦していただきましたが、操作を覚えれば難なくエンジンを始動させることができました。ビギナーや女性にも、どんどんSRに乗ってほしいと思います。

ライトウェイトスポーツならではの軽快なハンドリング

 先代でSRの乗り味をいまいちど確かめてから、現行の2018年型に乗り換えました。すると現行型はトルク感が増していて、排気音も歯切れが良く、元気ハツラツとしていることがわかります。

 スペックを調べると、最大トルク28Nm(2.9kgf・m)の発生回転数が5500rpmから3000rpmに落とされています。これによって走りに余裕が生まれ、シングルエンジンならではの鼓動もわずかに力強く感じるのでした。

 高いギアを使ってトコトコ走るのも爽快ですが、エンジンを引っ張り上げてスポーツライディングに没頭するのもSRの醍醐味だと筆者は思います。前後18インチに細身のタイヤを履く足まわりとスリムな車体が軽快でクセのないハンドリングをもたらし、ヤマハのライトウェイトスポーツらしさがそこにはあり、ワインディングではコーナーを駆け抜ける歓びが味わえます。それは新旧変わりません。

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最終更新:6/9(日) 21:08
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