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宝田選手の勇姿見たい 立山町出身のサッカー女子W杯代表 県内の恩師・後輩 活躍願いエール

6/9(日) 5:00配信

北日本新聞

 8日にフランスで開幕したサッカーの女子ワールドカップ(W杯)に出場する日本代表「なでしこジャパン」に、立山町出身の宝田沙織(セレッソ大阪堺レディース)が名を連ねている。県出身選手が女子W杯に出場するのは初めて。日本時間11日未明にアルゼンチンとの初戦を迎える。直前に急きょ招集された宝田が試合に出るかは不透明だが、小学生時代の指導者や後輩たちは大舞台での躍動を心待ちにしている。

 宝田は立山中央小学校時代にサッカーを始め、立山ベアーズやFCひがしジュニアで技術を磨いた。小学校卒業後はレベルの高い環境を求めて大阪に移り住み、セレッソ大阪堺レディースに入団。スピードと得点力の高さを武器に各年代別日本代表にも選ばれ、昨年のU-20(20歳以下)女子W杯では通算5ゴール、3アシストを記録し日本の初優勝に貢献した。

 小学6年生の時に宝田を指導したFCひがしジュニアの瀬山豊和監督(39)は教え子の「なでしこジャパン」初招集に目を細める。当時から身体能力の高さが際立っていたといい、「チームのエースで、身長が高く足も速かった。走力では男子にも引けを取らなかった」と振り返る。

 宝田は、けがで離脱した選手に代わり急きょ代表入りした。瀬山監督は「まずはピッチに立ち、フォワードとして得点に絡む姿が見たい。フランスまで応援の思いを届けたい」と話した。

 「自らゴールキックを蹴ると、すぐさま味方からボールを受け、そのままゴール前まで駆け上がり点を取っていた」。宝田が小学2~4年の時に所属していた立山ベアーズで指導し、現在はFCひがしジュニアで教える安田芳一コーチ(55)は「今でも忘れられないエピソード」と振り返った。

 W杯に向けては「プレッシャーに負けて、こじんまりとしたプレーで終わってほしくない。大きな選手となって世界に羽ばたいてほしい」と飛躍を熱望した。

 後輩たちもエールを送る。FCひがしジュニアの下田夏菜さん(8)は、「すごくうまくて強い選手」と宝田に憧れている。大舞台に臨む先輩へ「シュートをいっぱい決めてほしい」と活躍を期待した。

北日本新聞社

最終更新:6/9(日) 5:00
北日本新聞

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