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中国電力が上関原発の埋め立て免許延長を山口県に申請

6/10(月) 20:54配信

毎日新聞

 中国電力(広島市)は10日、山口県上関(かみのせき)町で計画する上関原発について、7月で期限を迎える建設予定地の海面埋め立て免許の再延長を県に申請した。埋め立て工事は2011年3月の東京電力福島第1原発事故後に中断しており、県は32日以内に可否を判断する。

 中国電によると、今回申請した再延長期間は23年1月までの3年6カ月。原発の新規制基準に基づく予定地の断層評価のため実施する海上ボーリング調査に半年間、工事再開から埋め立て完了まで更に3年の延長が必要とした。

 県は16年8月に免許延長を一度許可したが、中国電は、原発本体着工の見通しがつくまで工事を再開しないとする、県の文書要請を受け入れて中断状態が続いている。

 新規制基準の施行後、原子炉本体設置を巡る国の審査は事実上止まっているが、中国電は10日、これまで工事が再開できなかった理由について、海上調査の場所選定に時間がかかったと説明した。

 山口県の村岡嗣政(つぐまさ)知事は同日、県庁で取材に応じて「前回の延長許可以降、工事を進められなかった合理的な理由があるかどうか」で可否を判断する考えを示した。【松本昌樹、祝部幹雄】

最終更新:6/10(月) 22:55
毎日新聞

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