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「ひとりを楽しむ人」と一緒にいたい プロ広報・田尻有賀里さんの人生観

6/10(月) 8:10配信

DANRO

ベンチャー広報界のプロフェッショナルとして、旬な企業を渡り歩く女性がいます。「元祖キラキラ広報」田尻有賀里さん。気さくな人柄と柔らかい雰囲気で若い同業者から慕われつつ、仕事への厳しい姿勢と芯のある独立心は失いません。

【画像】アルトサックスを演奏する田尻さん

そんな彼女は日々目にするネットメディアの中でも、DANROが掲げる「ひとりを楽しむ」というコンセプトに強く共感しています。仕事からプライベート、人生に対するスタンスを貫く現代の女性の考え方を聞きました。(氏家英男)


田尻有賀里(たじり・ゆかり)
京都府出身。立命館大学を卒業後、化粧品会社でのPR担当などを経て、2007年にグリー株式会社に入社。企業広報からイベント運営、社内広報まで幅広い広報業務に従事。東証マザーズ、東証一部と株式上場を経験した。その後、マガシーク株式会社、リノベる株式会社を経て、2018年よりリスト株式会社広報部次長。PRSJ認定PRプランナー。日本パブリックリレーションズ協会、日本広報学会所属。

競争心はないけど「自分には負けず嫌い」

――「ひとりを楽しむ」という言葉を聞いて、何を連想しますか。

田尻:ひとりを楽しむって、自分自身をアップデートする時間だと思います。「成長」っていうと意識高すぎな感じもしますが。

今日も仕事の後、スタジオでピアノを弾いてきたんですよ。まだ始めて8か月ですが、無謀にも夏の発表会に出ようと思って。レッスンを受け自主練をして、できなかったことができるようになっていくプロセスは、大人の能力開発の限界に挑戦しているようで楽しいです。

ひとりを楽しむ時間は大事です。よく言うじゃないですか、「自分を大切にできない人は、他人も大切にできない」って。

それと一緒で、ひとりの時間を楽しめない人は、他人といても新鮮な話題が提供できないし、相手に合わせるだけではどこかで無理が出ますよね。

自分の軸がしっかりあって、自分は何が好きで何が嫌いって自分の言葉で言える人は、すごく素敵だなと思います。それって自分と向き合っていないとできないですし、それこそ「ひとりを楽しむ人」なんじゃないですかね。

――確かに「ひとりを楽しむ」とは、自分を大事にすることと同じかもしれません。

田尻:親の育て方の影響かもしれませんが「自分は自分、人は人」という考えが強いんです。子供のころから自分を他人と比べることはないし、競争心もあまりない。でも、自分に対しては負けず嫌いなんです。これも「ひとりを楽しむ人」の特徴なのかもしれませんが。

楽器でもこういう風に弾きたいとか、仕事ではこういう人になりたいというイメージとか理想があって、それができないと、もう無茶苦茶悔しいんですよ。

ピアノの他にアルトサックスを7年ほどやってるんですが、楽器の練習って超孤独なんです。2時間とか3時間とかスタジオに籠もって、黙々と楽譜を見ながら、理想とかけ離れた自分と向き合うわけじゃないですか。本当に嫌になります。社会人にもなって、なんでこんなにも辛いことの連続をやってるんだろうと思うんですが(笑)。

でもやっぱり、理想の音だとか、こんな風に弾きたいといったイメージに少しでも近づけたり、人前で弾いたときに誰かが喜んでくれたりとか、コミュニケーションが生まれたりとか。いちど成功体験を持ってしまうとやめられないんですよね。他のものでは得られない喜びや感動が病みつきになります。

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最終更新:6/10(月) 8:10
DANRO

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