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幸せな家庭にもある「老後資金問題」重要な1つのポイント

6/10(月) 8:30配信

ファイナンシャルフィールド

男性が女性より10歳以上年上の「年の差婚夫婦」は、結婚当初は経済的にも安定していることが多いのですが、将来のマネープランには注意が必要です。特に老後資金の準備は早めに対策を考えておきたいものです。

ある夫婦の例を見ながら具体的に考えていきましょう。

A子さんは30歳のときに45歳のサラリーマン男性と結婚しました。結婚の翌年にはマンションを購入、2年後に子どもが生まれたのをきっかけに専業主婦になったのですが、結婚から10年経って一人で相談に来られました。幸せなご夫婦にも「お金」の悩みがありました。

年の差婚夫婦の「お金」の悩み

(1)住宅資金
ご夫婦の最初の悩みは住宅資金でした。独身時代が長かった夫は趣味や交際費の出費が多かったため、貯蓄は多くありませんでした。住宅ローンは返済期間が最長35年、完済年齢80歳までの借り入れができます。

しかし、無理なく返済できるかどうかは別問題。年金生活になってから現役の頃と同じ返済を続けるのは大変ですから、65歳までに完済できるようなプランで考えたいものです。

とすると、45歳の夫には20年のローンが精いっぱいとなり、借りられる金額は意外と少なくなってしまいます。無理して高額のローンを組むのは、定年後に苦しむことになるので禁物。

A子さんご夫婦は希望より予算を下げ、頭金はお互いの親から援助を受けて、20年返済の住宅ローンを組んで住宅を購入することができました。

(2)教育資金
このご夫婦に子どもが誕生したのは夫が47歳のときです。つまり、子どもが大学に入学する18歳のときにサラリーマンである夫は65歳、定年退職を経て年金生活が始まる年齢です。

昨今、私立大学の授業料は文系で年間100万円程度、理系なら150万円ほどかかります。入学金や教科書代など費用も含めれば4年間で少なくとも500万円は必要です。

年金生活になってから大学の学費を負担するのは大変ですから、300万円から500万円くらいは積み立てて準備しておきたいものです。このご夫婦も子どもが生まれてすぐ、大学進学に備える学資保険に加入しました。

ただ、すでに住宅ローンの負担が大きかったうえに子どもが生まれて生活費が増加、貯蓄する余裕はあまりありませんでした。

(3)老後資金
40歳で相談にいらしたA子さんの最大の不安は、老後のことでした。

夫は55歳となり、今後収入が増えることはあまり期待できませんし、夫が65歳前にリタイアしたいと言い始めました。65歳まで働き続けてくれたとしても、夫が65歳のときに自分はまだ50歳。それから先、年金収入だけになる期間の長さに愕然とするのは仕方のないことでしょう。

男性の平均寿命は約80歳です。もしも夫が80歳で亡くなると仮定すると、自分は65歳から一人になってしまいます。女性の平均寿命は87歳ですから、それから20年以上の人生が残っています。

それに気づいたとき、寂しさはもちろんのこと、「お金」のことも大きな不安に感じるようになったとのことでした。

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最終更新:6/10(月) 8:30
ファイナンシャルフィールド

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