ここから本文です

「メンバーのモチベーションを高めるには、リーダーの情熱が大切だ」に潜む誤解

6/10(月) 12:30配信

新R25

「チームには、情熱や信頼が必要だ」

このように、これまでは個人の経験や感覚で語られがちだった「チーム」。

学校でも会社でも、チームづくりについて体系的に学ぶ機会はほとんどないと言っても過言ではありません。

“個人を輝かせる”チームの重要性が増している今こそ、「精神論」や「経験則」ではなく、理論的で再現可能な「法則」でチームを語ることが必要だ。

そんな思いをもって、モチベーションエンジニア・麻野耕司さん(リンクアンドモチベーション取締役)が「成功するチームとは何か」を科学的に解き明かした著書『THE TEAM 5つの法則』より、メンバーの力を最大限に引き出す「チームの法則」をご紹介します。

チームづくりにおいて大切なモチベーション=「エンゲージメント」

チームメンバーには様々なモチベーションがあります。

「練習をせずに遊びに行く」「他の部に移籍して活動をする」などに対するモチベーションも持っています。

しかし、その中でも、チームづくりにとって大切なのは、「チームの活動に参加し、チームとしての成果に貢献する行動を選ぶ」ことに対する「モチベーション」です。

人事の関連用語では、チームに貢献しようとするモチベーションを、他のモチベーションと区別する意味合いもあり、「Engagement=エンゲージメント」と呼んでいます。

「エンゲージメント」は直訳すると「婚約」ですが、「チームとメンバーの結びつき」だと捉えるとイメージしやすいと思います。

Engagementの法則では、効果的なエンゲージメント、チームに対する貢献意欲の高め方を解き明かしていきたいと思います。

エンゲージメントを科学する ~気合いで人は動かない~

チームメンバーのモチベーションに関する誤解の1つに、

「メンバーのモチベーションを高めるためにはリーダーが情熱的に語りかけることが大切だ」

というものがあります。

特に日本においては、モチベーションを「気合」や「根性」のようなものと混同されることも多く、ひどい場合には

「気合を入れろ!」

「根性はあるのか!」

「モチベーションを上げろ!」

と言っていればチームメンバーのモチベーションやエンゲージメントが高まると思っている方もいらっしゃいます。

しかし、それは適切なアプローチではありません。

メンバーのチームに対するエンゲージメントを高めるためには何が大切なのでしょうか?

1/4ページ

最終更新:6/10(月) 12:30
新R25

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事