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腕を曲げずに上げるのが曲がらない秘密!? 初優勝・堀川未来夢のスウィングをプロが分析

6/10(月) 18:33配信

みんなのゴルフダイジェスト

「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 」で初優勝を挙げた26歳の堀川未来夢。難コースのセッティングにもかかわらず2位の今平周吾に4打差をつける見事な勝ち方だった。そんな堀川のスウィングを、プロゴルファー・中村修が解説。

ついに初優勝! 堀川未来夢のドライバー連続写真

フェースを開かず、腕を曲げずにバックスウィング

フェアウェイが狭く、ラフも深く、グリーンは速い。ドライバーからパットまですべてのクラブでの高い技術に加え、我慢強いメンタル、スコアを守るマネジメントに至るまで、「ツアー選手権」のセッティングは、すべてにおいて高い水準を求められるものでした。

そんな難しいセッティングの中、堀川未来夢選手は初日の出だしから6連続バーディで首位発進すると、4日間を通していいショット、いいパットを打ち続け、見事に初優勝へとつなげました。

優勝請負人と呼ばれる清水重憲キャディのマネジメントや手綱さばきが功を奏したこともありますが、実際にショットを打つのは堀川選手自身。ツアー選手権のプロアマで撮影したその最新のスウィングを見てみましょう。

特徴的なのは両腕を伸ばしたままでフェースをボールに向けたまま上げるテークバックです(写真A左)。コックを使わないことで、手先で上げずにしっかりと深いバックスウィングになります。トップは手元が低いフラットな位置に収まっており(写真A右)、フェースが空を向くシャットフェースになっています。

切り返しでは後方の画像を見てみます。トップの位置は低くフラットでシャフトの向きはターゲットよりも左を差すレイドオフです(写真B左)。そして下半身から切り返すと、シャフトは右肩よりも低い位置から下りてきています(写真B右)。

右肩よりも高い位置から下りて来るようだと入射角が鋭角で、カット軌道が強い証拠。逆にシャフトが低い位置に下りてきても、シャフトが寝すぎて手元が浮くとインサイドアウトが強すぎるということになります。堀川選手の場合、低い位置から下りてきて、手元も浮いていません。それだけ浅い入射角で正確にインパクトできることがわかります。

また、シャットに上げたことで、ダウンスウィングの早い段階でクラブフェースがボールのほうを向いていることもわかります。フェースローテーションの少ない、方向性に優れたスウィングです。

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最終更新:6/10(月) 18:33
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