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ファインダー越しに見つめた「横綱相撲のような初優勝」。 堀川未来夢のプレーぶりをカメラマンが密着レポート

6/10(月) 22:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

先週開幕した「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」を制したのは堀川未来夢。初優勝をつかんだ1日を、現地で取材したカメラマン・姉崎正がレポート!

ついに初優勝! 堀川未来夢のドライバー連続写真

スタートホールはちょっとした「お祭り状態」だった

ようやく堀川未来夢選手が優勝しました。

昨年のツアー最終戦日本シリーズ。18番ホールで、先にホールアウトした小平智選手たちに追いつくため執念のパーパットを放ち、外し、無念にも敗れた記憶が呼び起こされました。

その時はその心意気や良し、と思ったものでした。あれから半年。

2019年6月9日、「ツアー選手権」最終日。世間的にはロック(69)の日。早朝の天気予報は夕方から雨。前日の土曜日は、予選ラウンドの残りを消化するサスペンデッドの影響もあり、3サム2ウェイ(3人1組で、OUT/INコース両方からスタート)で、最終日は本来の進行方法の3サムワンウェイでした。

堀川選手の初日からの組み合わせは堀川・尾崎将司・崔虎星。初日にジャンボさん、2日目に虎さんが棄権し、土曜日早朝のサスペンデッドは、一人で13番からラウンドしていました。

この宍戸ヒルズCCは、先月の海外メジャー「全米プロ」開催コースのベスページブラック同様、前半の9番ホールでクラブハウスあたりに帰る事が無い、出たら最後の“行って来いコース”です。

故に、スタート前にそれ用の撮影戦略を立てます。前日の週刊ゴルフダイジェスト編集部との打ち合わせで、前半は堀川を始めとした最終組をマークし、他に飛び出した選手がいれば適時対応する堀川優勝パターンを想定したシフト。

で、最近ではあまり撮らなくなった、スタートホールで流し撮影。流し撮影とはいえ、少し収穫がありました。

ティアップするまでの短い時間に選手や青木功日本ゴルフツアー機構会長が、観客に自分のボールを渡したり、子供たちにはボールマーカーをあげたり、来場への感謝を伝えちょっとしたお祭りの様子。私のすぐそばにいた観客のご婦人は「手渡しなんてホント嬉しい!」と感激しきり。

そして最終組登場。堀川未来夢、今平周吾、ガン・チャルングン、1992年生まれ、同い年3人が最終組。実績十分貫禄の今平。直ドラ名人のチャルングン。素手グリップの堀川。私の中の3人のイメージです。

ひとまず4番ホールまでこの最終組に付きます。5番ティショットの後は、その隣の6番グリーンへ。
ここで先をゆく組の、イーグル狙いに入ります。

とは言え、中々そうしたシーンはありません。が、イーグルはゴルフの華! と疑わない私は、それを求めて狙います。で、ここでの収穫ゼロ。

さらに、長い橋を渡って向かう7、8、9番には行かずに10番ティで先行する組を撮りながら最終組を待ちます。ここにはリーダーズボードがあって、スマホを開かなくても動向がわかります。

と、あれ! チャン・キムが前半6アンダーで、後半も伸ばしています。今日の逆転優勝想定は、最大3アンダースタートまでと仮定してました。このスコアなら、12アンダーからスタートしたトーナメントリーダーの堀川が仮にイーブンで最終日を終えたとしても、並ぶのに9アンダーが必要になります。

チャン・キムは1アンダースタートなので逆転には11アンダーが必要ですが……とはいえ、ムム、要注意です。

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最終更新:6/10(月) 22:30
みんなのゴルフダイジェスト

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