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アルビノを愉しもう フェス開いた女性の思い「苦労話あえて避けた」「同じアルビノでも考え方は多様」

6/13(木) 7:02配信

withnews

アルビノを愉(たの)しもう――。生まれつき髪の毛や皮膚が白いアルビノの人たちが「アルビノフェス」を開きました。特徴的な外見を「美しい」と言われたり、ときには就職差別などネガティブな対応をされたりするアルビノ。実行委員長のきゃさりん@47さんは「アルビノは多様性の象徴。個性や才能にあふれる人がいる」と語ります。13日は「国際アルビニズム啓発デー」。きゃさりんさんに、イベントに込めた思いを聞きました。

【写真特集】アルビノの方々が歌ったり、ファッションショーしたり「アルビノを愉しもう」と開かれたフェス

〈アルビノ〉
 生まれつきメラニン色素をつくる機能が損なわれている遺伝子疾患。体毛や肌の色が白い。視覚障害を伴う人も多く、日焼けに弱い。その特徴的な見た目ゆえに、学校でいじめにあったり、就職差別を受けたりする当事者もいる。1万~2万人に1人の割合で生まれるとされている。

アルビノが歌やファッションショー

アルビノフェスは、都内で1日に開かれました。裏方を含め、計14人のアルビノの方々が参加。計70人ほどの来場者を前に、プロ・アマチュア問わず、歌や演奏、ゴスペル、トークショー、ファッションショーなどのパフォーマンスを披露しました。

アルビノの魅力を発信

――アルビノフェスを開こうと思ったきっかけは

去年11月に都内であった「東京アルビニズム会議」に出席したのがきっかけです。アルビノの人たちが襲われ、殺害される「アルビノ狩り」がアフリカで起きていることが報告されました。実際に両腕を男たちに切り取られたタンザニアの女性の話に、衝撃を受けました。

もちろん、差別の事実を世の中に知らせることは大切なことです。一方で、アルビノの魅力を発信することも大事だと考えています。ニュースを通し、アルビノは「かわいそうな人たち」「迫害される人たち」とのイメージが先行しがちです。だからこそ、「魅力のある人たち」との情報を発信する必要があると思いました。

こうした私の考えが元にあって、この会議を通して知り合った当事者数人と、アルビノフェスを開くことになりました。特に、アルビノの子どもを持つ親に「子どもがアルビノでも大丈夫だよ」とのメッセージを伝えたかった。アルビノの子を産んだことに不安感や罪悪感を覚える親が多いので。

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最終更新:6/13(木) 7:02
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