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【ユニコーンS】仕上がり絶好デアフルーグ 人気のデュープロセスにリベンジ

6/11(火) 21:35配信

東スポWeb

【ユニコーンS(日曜=16日、東京ダート1600メートル)dodo馬券】JRAの3歳ダート王決定戦・GIIIユニコーンSが16日、東京競馬場で行われる。目下破竹の4連勝のデュープロセスが人気の中心だが、当欄は同馬に青竜Sで敗れたデアフルーグの“リベンジ”に期待した。管理する鈴木伸厩舎は2008年にユビキタスがこのレースを7馬身差で圧勝。当時とたがわぬほど陣営の期待度が高いこの馬が、今後のダート戦線の主役に躍り出る。

 ユニコーンSの近年の勝ち馬は、前走2着からの勝利が案外目につく。昨年のルヴァンスレーヴ、16年ゴールドドリーム、13年ベストウォーリアなどは、いずれも後にGI馬になった逸材。敗戦が先々の糧になることは競馬ではよくあることだ。

 デアフルーグはデビューから3連勝後の青竜Sで、デュープロセスにクビ差で敗れた。それでも鈴木伸調教師は「全力投球ではないレースではあったけど、そこでいい経験ができたのは馬にもジョッキーにも良かった」と“いい敗戦”を強調する。出負け気味の上、スタートの芝部分で置かれて後方から。さらに最内枠もあって窮屈な我慢の競馬を強いられたが、直線は狭いところからきっちりと脚を使った。次につながる競馬だったのは確かで、厩舎サイドとしても将来性を買っているからこそ、目先の結果よりも経験を重視しているのだろう。

 これまで兄姉を4頭も管理した同師は「この血統は新馬戦からではなく徐々に結果が出る感じ。動きは良くてもデビュー戦を勝つ確信まではなかったんだ。それが3連勝。兄姉よりもしっかりしていて一番真面目だね」と評価。ならば、伸びシロも小さくないはず。騎手時代に姉のパイライトパワーにも騎乗したことのある千葉助手は「兄姉で一番折り合いますね」と話している。

 兄姉の成績の傾向から“折り合い”の問題を考慮してデビューから1800メートルで大事に乗られてきたが、前走では初のマイルにも対応した。兄姉とは違ったタイプに育ちつつあるようだ。

 父ベーカバドは仏のGIパリ大賞典、GIIニエル賞勝利など、2400メートルを中心に活躍したが、JRAの産駒は短距離で好走する馬が多い。むしろマイルは合っている感じで、距離2走目の慣れも見込める。さらに「伏竜S後と違って、前走後は回復が早かった」と鈴木伸調教師。重賞のここは陣営の勝負度合いも相当に高い。

 昨年はデビューから3連勝後に2着に敗れたルヴァンスレーヴがユニコーンSを快勝。その後はGI・3連勝で砂界の頂点に立った。同じような蹄跡をたどる同馬もまずは前走のリベンジ、そして頂上に向けて進軍する。

最終更新:6/11(火) 21:35
東スポWeb

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