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【こちら日高支局です・古谷剛彦】馬産地直結型の北海道シリーズ パドックでの馬体チェックの重要性アップ 

6/12(水) 7:03配信

スポーツ報知

 15日の函館競馬から夏の北海道シリーズがスタートする。開幕を飾る「函館スプリントS」には、高松宮記念で1番人気に支持されたダノンスマッシュ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)や、京王杯スプリングCでレコード勝ちを収めたタワーオブロンドン(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)など好メンバーがそろう。

 先々週、函館競馬場を訪れた時には、すでにダノンスマッシュが入厩していたが、1週前には川田騎手が駆けつけ、追い切りに騎乗していた。ロードカナロア産駒の中でも父と同じような道を歩んでいるが、スプリント路線を歩むオープン馬は意外と少ない。ロードカナロアも高松宮記念の敗戦を機に、名馬へのステップを踏んでいった。その意味でも、G1で4着に敗れたダノンスマッシュの今回の走りには大いに注目したい。

 北海道シリーズは馬産地直結の競馬。最近は本州でも外厩施設の重要性がうたわれているが、競馬場で調教する北海道シリーズはだいぶ前から牧場施設でしっかり乗り込み、2本ぐらいの追い切りでレースに挑むパターンが多い。いまや、追い切り本数が少ないからと言って、レースで不安を感じるような時代ではない。

 社台グループやビッグレッドグループに限らず、浦河のBTCを利用する牧場はもちろん、自前の育成場を誇る日高の牧場も多い。厩舎と牧場のコミュニケーションが競馬場に入厩後の調教本数が少なくても、いい状態でレースに挑む流れを生み出している。

 馬券を買う際、仕上がり状態を見抜くうえで、パドックをしっかり見ることが大切となる。函館と札幌は、馬と人の距離が近く、出来の良し悪しを見るうえで最高の環境と言える。しかも、ダッグアウトパドック(馬の脚元に目線が行く場所)で、他の競馬場では味わえない視点で馬を見学することができる。本州の方も、ぜひ北海道シリーズにお越し頂きたい。(競馬ライター)

最終更新:6/12(水) 10:06
スポーツ報知

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