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体に複数のたばこ痕 札幌の衰弱死女児

6/11(火) 6:32配信

北海道新聞

育児放棄、繰り返し暴行か

 札幌市中央区の池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が衰弱死し、母親と交際相手が傷害容疑で逮捕された事件で、詩梨ちゃんの体には、たばこの火が原因とみられるやけどの痕だけで複数あったことが10日、捜査関係者への取材で分かった。また、詩梨ちゃんが1歳の時点で極端にやせていたことも判明。道警は暴行の実態を解明するとともに、育児放棄(ネグレクト)が当時から続いていた可能性があるとみて慎重に調べている。

 傷害容疑で逮捕されたのは母親の飲食店従業員池田莉菜(りな)(21)=札幌市中央区南10西13=と交際相手の飲食店経営藤原一弥(24)=同市中央区南12西8=の両容疑者。

 捜査関係者によると、詩梨ちゃんが6月5日に病院に搬送された際、たばこの火を押しつけたようなやけどの痕が複数あった。札幌南署員が5月15日、面会した際には確認されておらず、道警はその後にやけどを負ったとみている。体にはたばこの火以外とみられるやけどの痕も見つかっているという。

 詩梨ちゃんが以前通っていた同市中央区の保育園の保育士によると、池田容疑者は2017年11月ごろから半年間にわたり、詩梨ちゃんを週1回ほど預けにきていた。保育園は24時間対応で、池田容疑者は2~3日たっても迎えに来ないことが度々あり、注意したこともあった。

 詩梨ちゃんは当時、ほかの園児よりも極端にやせ、笑顔も少なかったが、保育園でミルクをあげるとよく飲んだという。冬場でもおむつとシャツ1枚だけの状態だけで預けられるなど養育状況を不安視されていた。保育料の滞納が続き、18年4月ごろから突然、預けに来なくなった。

最終更新:6/11(火) 6:32
北海道新聞

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