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米マテリオン社、高導電性の新銅合金条発売。家電・車載向けで拡販

6/11(火) 6:03配信

鉄鋼新聞

 銅・ベリリウム合金の世界大手メーカーである米マテリオン社(本社・オハイオ州)は導電性や強度に優れる新銅合金条の販売を始めたと発表した。新合金の「QMet300」は銅にクロムや銀などを添加。同じ強度の合金の中で抜群に導電性が高いことや、ベリリウム銅合金に匹敵する応力緩和特性を備えていることが特長となっている。家電や自動車関連市場での拡販を目指す。日本では販売子会社のマテリオンブラッシュジャパン(本社・東京都千代田区)を通じて供給する。
 導電性や強度、高温化でもばね性を保つ応力緩和特性に加えて成形性の高さも特長。優れた特性を生かすことで高い熱や電圧がかかる部品を小型化できる。同社では家電やコンピュータの電源端子に加えて電気自動車(EV)の充電端子や、車載ワイヤハーネスの端子・高圧コネクタなどでの用途に期待している。
 マテリオン社では「高い導電性や強度は市場で入手可能な他の銅合金とは一線を画している。幅広い産業分野で材料に関する課題の解決に貢献したい」としている。

最終更新:6/11(火) 6:03
鉄鋼新聞

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