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昭和から『ロースター喫茶王国』…愛知の喫茶文化支える老舗コーヒー店 こだわり抜く“焙煎”

6/11(火) 5:00配信

東海テレビ

■スタバも新店舗をオープン!全国で注目の「ロースター喫茶」

 今、全国的に注目が集まっている「ロースター喫茶」。

 コーヒーを生豆の状態で仕入れ、焙煎、販売するスタイル。今年2月には、あのスターバックスが焙煎工房を併設した新店舗「スターバックス リザーブロースタリー」をオープン。連日大盛況となっています。

お店のこだわりやおいしいコーヒーの画像はこちら

 しかし実はこのスタイル、愛知県では昔からあるんです。

名古屋の喫茶文化に詳しいライター大竹敏之さん:
「愛知は元々“ロースター喫茶王国”なんです。喫茶店のニーズが非常に高い、それを経営指南する役割としてロースターが必要とされたんです」

■“ロースター喫茶王国”愛知を支えてきたコーヒー店

 名古屋市東区、イトウコーヒー本店。こちらでは世界各国から厳選されたコーヒー豆を販売しています。

Q.こちらはコーヒー豆だけの販売ですか?
イトウ珈琲商会社長 伊藤さん:
「家庭でレギュラーコーヒーを楽しんでいただこうということで、店を出しております」

 イトウコーヒーは昭和26年創業。コーヒーの卸売り業からスタート。やがてコーヒー豆の輸入・焙煎・販売を手掛けるようになり、今では東海3県約700店舗の喫茶店などにコーヒーを配送しています。

■味の秘訣は焙煎方法に

 そんなイトウコーヒーの味のこだわりを探るため、焙煎工場へ…。

 豆の倉庫では、南米、アフリカ、東南アジアなど、およそ10ヵ国から買い付けたコーヒー豆が積まれています。焙煎前の生豆は、少し緑がかっています。

イトウ珈琲商会 工場長 伊藤さん:
「(この状態の豆は)全く香りも何もないです」

 生豆はパイプを通って吸い上げられ、隣にある巨大な焙煎機へと運ばれます。1日およそ1.5トンも焙煎されているんです。

 焙煎機から煙が出てきて、焼きあがった焙煎豆が流れ出てきました。

Q.1番のこだわりは何でしょうか?
伊藤工場長:
「1番のこだわりはブレンドコーヒーです。6種類の違う生産国の豆を、豆にあった最適な焙煎方法、焙煎度合で焙煎し、あとからミックスする。そうすることによって本当に風味が豊かないいブレンドコーヒーができあがります」

 それぞれの豆を、土壌や気候に合わせ最適な温度や時間で焙煎し、最後に混ぜ合わせる「アフターミックス製法」を採用。豆をよく知るプロならではの製法です。

 手間はかかるものの、このやり方がおいしいコーヒー作りには欠かせないとのこと。さらに、カッピングといわれる味のテストも。焙煎した全種類の豆を毎日欠かさずチェックしています。

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最終更新:6/12(水) 14:19
東海テレビ

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