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元ソフトバンク吉川輝昭氏 母校で再び日本一へ 日本文理大で投手コーチの今

6/11(火) 12:37配信

西日本スポーツ

 ◆第58回全日本大学野球選手権1回戦 日本文理大1‐2大商大(10日・東京ドーム)

【スコア詳細】日本文理大-大商大

 日本文理大は大商大との初戦に惜敗し、全国の壁に阻まれた。先発の藤野幹大投手(3年・福岡第一)が9回2失点、11奪三振と力投したが、白星には届かなかった。試合後、藤野投手と同じように悔しそうな表情をしていたのが、吉川輝昭投手コーチだった。「藤野はある程度、投げられると思っていたから。よく投げました。でも勝ちたかった」と振り返った。

 吉川投手コーチは佐賀・厳木高から日本文理大に進み、2004年にドラフト自由枠で横浜に入団。10年4月にトレード移籍でソフトバンク入りすると、11年には40試合に登板し、チームのリーグ優勝と日本一に貢献した。13年に現役引退し、昨年から母校の投手コーチに就任した。プロでの経験を後輩に伝えるコーチという役割について「充実してるのかな」と笑顔で話した。試合では一塁コーチを務め、出塁した選手に笑顔で声をかけていた。

 日本文理大の中村監督によると、投手の起用は吉川コーチに任せているという。公式戦では一度も先発したことがなかった藤野の起用について、吉川コーチは「いちばん、いい投手だったから」とシンプルに答えた。その抜てきが接戦につながった。

 吉川コーチは2003年、大学選手権の優勝に貢献し、プロ入りへの道を切り開いた。16年ぶりの頂点を目指すチームの夢は断たれて「もう昔の話ですよ」と笑ったが、その挑戦はまだまだ続く。「藤野も3年生だし、また先がある。頑張りますよ」。ソフトバンクの日本一を支えた右腕は、母校とともに、再び頂点を目指す。

西日本スポーツ

最終更新:6/11(火) 12:37
西日本スポーツ

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