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フィンランド訪問中の文大統領「近いうちに南北・朝米対話が再開されると信じる」

6/11(火) 12:06配信

ハンギョレ新聞

韓-フィンランド首脳会談後の会見  「南北首脳会談、今月末は困難」

 フィンランドを国賓訪問している文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日(現地時間)、「南北、朝米間で対話が行われているため、近いうちに南北、朝米間の対話が再開されると信じる」と述べた。

 文大統領はこの日、フィンランド大統領宮でフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領と行った首脳会談と記者会見で、「ハノイ(2回目の朝米首脳会談)が合意なく終わったため、対話がこう着状態なのではないかという懸念があることは分かるが、それにも関わらずドナルド・トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は互いに信頼し、対話する意志を持続的に表明している」とし、こう述べた。大統領府関係者は「南北・朝米会談は、決定されるかある程度の可視圏に入れば何か言える事案だが、今は答えられない」とし、「様々な接触が行われているという原論的なレベルに近い」と話した。

 文大統領は朝鮮半島平和プロセスがこの1年余りで前進したと評価した。文大統領は「2017年11月以降から今まで、1年6カ月以上北朝鮮が核実験や中長距離ミサイルのような国際社会を緊張させる挑発をしていない」とし、「米大統領が北朝鮮の最高指導者と直接会って2回も非核化を談判する史上初の出来事も起きている」と語った。さらに「フィンランドが昨年、南・北・米間のトラック2(民間主導の会議)対話の機会を設けてくれ、南・北・米間の理解が深まるように力を添えてくれた」とし、感謝を示しもした。これに対し、ニーニスト大統領は「フィンランドはいつでも外交的な支援を行う準備ができている」と答えた。

 これと共に両首脳は、来年3月から釜山~ヘルシンキの直行路線を新設して運航することで合意した。また、フィンランドが強みを持つ情報通信とスタートアップ、5世代(5G)移動通信、人工知能など未来の新成長産業分野でも協力することにし、中小企業・スタートアップ・革新分野の協力▽エネルギー協力▽4次産業革命の共同対応と関連した了解覚書も交わした。

 首脳会談後、文大統領は「欧州のシリコンバレー」と呼ばれるオタニエミ革新団地を見学した。オタニエミは北欧最大の技術研究所である国家技術研究所とアルト大学などがあるところで、ノキアやマイクロソフトなど情報通信企業800社あまりが入居している。

ヘルシンキ/ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6/11(火) 12:06
ハンギョレ新聞

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