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[大弦小弦]全国の夢舞台で見たい、ぶちかまし

6/11(火) 5:10配信

沖縄タイムス

 得意とする相撲の取り口は「頭から当たるぶちかまし」だという。浦添市で8日にあった「わんぱく相撲女子全国大会」の沖縄予選で6年の部を制した伊江村立西小の島袋心海(しんか)さん(11)。4、5年1位の2人と共に、8月に初めて開かれる女子の全国大会に挑む

▼中3の兄偉海(いなつ)さん(14)の影響で小2から相撲を始めた。週3日のクラブでの練習のほか、自宅のリビングに置いたサンドバッグで日々、ぶつかりの稽古に励むほどの相撲好き

▼予選が男女混合だった小4の時にも優勝したが、全国には行けなかった。会場が「女人禁制」の両国国技館だったため、予選で女の子が優勝しても出場資格は男子に限定されていたからだ

▼主催団体の一つ東京青年会議所(JC)が今年から女子大会を新設した。改修中の国技館は男女とも使えず、「聖地」の土俵に女児が上がる夢はかなわなかったが、平等に機会が設けられたことは一歩前進だ

▼予選を主催する浦添JCは昨年、参加選手や保護者に行ったアンケートなどを基に東京JCに働き掛けた。地方からの声が改革を後押し、女子も輝ける場をつくったといえる

▼小学最後の年にチャンスを得た心海さんは日本一を目標に掲げる。相撲どころの伊江島で応援してくれるお年寄りを喜ばせたいという。全国の晴れ舞台、ぶちかましで駆け上がってほしい。(大門雅子)

最終更新:6/11(火) 5:35
沖縄タイムス

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