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医師確保・看護職員需給計画、山梨県が策定へ - 医療従事者の勤務環境改善も

6/11(火) 20:30配信

医療介護CBニュース

 山梨県は、県総合計画(暫定計画)を公表した。地域で必要とされる医療や介護を提供するため、「医師や看護職員、介護職員などの医療や介護を担う人材確保・定着、医療・介護の体制整備等を進める」と明記。2019―22年度の計画期間中に医療従事者の勤務環境の改善を進めたり、19年度中に医師確保計画や看護職員需給計画を策定したりする方針だ。【新井哉】

 暫定計画では、「安心して暮らすための保健・医療・福祉の充実と持続可能な社会への転換」を戦略の1つに据えている。県は、こうした戦略などが盛り込まれた暫定計画に関する意見を県民から募り、19年中に策定する最終的な総合計画に反映させたい考えだ。

 医療に関しては、「医師や看護職員の確保・定着・地域偏在の是正のため、修学資金貸与や育成等の支援、勤務環境の整備等を計画的に進める」と記載。医師不足や地域偏在が生じている中、軽症患者から重症・重篤患者まで症状に応じた医療を適時・適切に提供するため、初期救急から三次救急までの救急医療体制の充実を図るとしている。

 また、「やまなし障害児・障害者プラン」のサービス見込み量と各障害保健福祉圏域の整備状況を踏まえ、地域で必要とされるサービスの充実を図ることを明記。障害のある人やその家族が地域で安心して暮らすため、グループホームや短期入所施設の整備を進めたり、依存症やひきこもりなど心の健康対策を充実させたりする方向性を示している。

 暫定計画では、地域包括ケアシステムを「深化」させることにも言及。具体的な施策・事業として、▽在宅医療・介護の連携推進▽介護人材の育成と処遇改善▽特別養護老人ホームの計画的な整備▽認知症対策の総合的な推進―などを挙げている。このほか、自殺防止についても取り上げ、「新たな自殺防止対策に関する計画を策定し、計画に基づく取り組みを着実に推進する」としている。

CBnews

最終更新:6/11(火) 20:30
医療介護CBニュース

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