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ルネサスと上海VWが研究拠点を共同で設立、コックピットや制御システム強化

6/12(水) 6:25配信

MONOist

 ルネサス エレクトロニクスと上海フォルクスワーゲン(以下上海VW)は2019年6月10日、オートモーティブエレクトロニクス共同研究所を中国上海市安亭に設立したと発表した。中国市場に向けた次世代のデジタルコックピットや車載制御システムなどの研究開発を加速させる。

 ルネサス エレクトロニクスは、VW本社が2020年に発売する新型EVに搭載されるビークルコンピュータにSoC「R-Car」を供給するとみられる。以前から取引があったが、共同研究所を新設することにより、ボディー制御やデジタルコックピット、コネクティビティなど新分野での連携を強化する。

 ハードウェアとソフトウェアをプラットフォームで開発することにより、「市場をリードするポジションの獲得を目指す」(上海VW エグゼクティブディレクターの呉慶文氏)としている。ルネサス エレクトロニクスは中国市場でのビジネス強化につなげる。

 ルネサス エレクトロニクスが持つマイコンやSoC(System on Chip)、ソフトウェアの知見と、上海VWの研究開発力を結集し、次世代車載電子プラットフォームを開発する。ソフトウェアモジュールの開発やシステム統合をサポートし、中国市場の要求にこたえる。

 VWグループは中国における電動化を強化している。2019年に中国向けのラインアップ全てを電動化し、14モデルのNEV(新エネルギー車、新エネ車。電気自動車やプラグインハイブリッド車、燃料電池車が該当)を投入する。2020年にはEV向けに新開発したプラットフォームを採用した2車種を展開する計画だ。2028年には中国で1160万台の電気自動車(EV)を生産する。

 中国向け製品の開発体制も強化している。VW中国法人とVWの乗用車ブランド、Audi(アウディ)、グループR&Dが協力し、コネクティビティやエネルギー効率、安全性、快適性などの分野で先進技術に取り組む方針だ。

MONOist

最終更新:6/12(水) 6:25
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