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ゲノム編集の赤ちゃん、ロシア研究者も計画 中国に続き

6/12(水) 21:47配信

朝日新聞デジタル

 人間の受精卵をゲノム編集し、エイズウイルス(HIV)に感染しにくい赤ちゃんの誕生を、ロシアの研究者が計画していると、英科学誌ネイチャーがニュースで報じた。実現すれば、昨年の中国に続く2例目となる。ゲノム編集の臨床応用をめぐる議論が世界的に続く中、今回の計画は批判を呼びそうだ。

【写真】中国で「ゲノム編集の子」が発表されたときに示されたスライド。「CCR5」に変異を入れ、HIVに感染しにくい体質にすることを狙ったという=2018年11月、香港、福地慶太郎撮影

 HIVは「CCR5」という遺伝子を足がかりに感染する。この遺伝子に変異があると感染しにくいことが知られている。

 ネイチャー誌によると、ロシアの研究者はCCR5をターゲットとしている。ゲノム編集した受精卵をHIVに感染している母親に移植し、子どもへの感染リスクを減らす狙いだという。

 ゲノム編集による臨床応用をめぐっては、中国の研究者が昨年、今回の計画と同様に、ゲノム編集によってCCR5を働かないようにしたとされる双子の女児が生まれたと発表。当局の承認がなく、世界の科学者から大きな反発を受けた。

朝日新聞社

最終更新:6/13(木) 9:10
朝日新聞デジタル

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