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日本に良い印象持つ韓国人は過去最高 日韓共同世論調査

6/12(水) 20:28配信

毎日新聞

 非営利団体「言論NPO」(工藤泰志代表)と韓国のシンクタンク「東アジア研究院」は12日、日韓共同世論調査の結果を発表した。韓国に良い印象を持つ日本人が20・0%で過去最低だったのに対し、日本に良い印象を持つ韓国人は31・7%で過去最高となった。元徴用工判決やレーダー照射問題が日本人の韓国に対する印象に影を落とす一方、韓国から日本への渡航者の増加が印象の改善につながったとみられる。

 共同調査は5~6月に実施し、今回が7回目。日本は1000人、韓国は1008人から回答を得た。

 相手国に対する印象について「良くない」と「どちらかといえば良くない」を合わせた割合は日韓いずれも49・9%だった。日本人の回答は50%前後で推移しているが、韓国人の回答は15年の72・5%から改善しており、初めて5割を切った。

 「良くない印象」の理由では、日韓双方とも歴史や領土を巡る対立を挙げた。韓国人が日本の「良い印象」として挙げた理由では、「日本人は親切で誠実」「生活レベルが高い」といった交流に基づく回答が多かった。

 現在の日韓関係を「悪い」と感じている人は日本が63・5%(前年40・6%)、韓国が66・1%(同54・8%)で、日本は22・9ポイントも増えている。文在寅(ムン・ジェイン)政権の対日政策について日本人の57・3%が「評価しない」と答えたが、韓国人も「評価しない」が35・4%で、「評価する」(21・5%)を上回った。

 元徴用工を巡る韓国最高裁の判決については、日本人の6割近くが「評価しない」と答えたが、韓国人は7割超が「評価する」と回答した。韓国軍による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射に関しては、日韓とも6割超が自国政府の主張が正しいと答え、双方の見解の相違が鮮明に示された。【成沢健一】

最終更新:6/12(水) 21:04
毎日新聞

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