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「民主の女神」現役大学生が訴える“香港103万人デモ”のリアル「日本も無関係じゃない」

6/12(水) 12:11配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

また、周さんは今回のデモの特徴として、初めて参加する人の割合が多いと感じるという。デモで怒りを訴えることが今後できなくなること、つまり最後のデモの可能性があると感じているからだという。

「改正案が可決されたら、これから香港でデモができなくなる場所になるかもしれないという気持ちを持っている香港人がたくさんいます。今回の改正案を反対するデモ、運動に参加している香港人は、これが最後という考えを持っている香港人も。

可決されたら、香港でデモするだけで中国に引き渡されるかもしれませんという考え方が多いし、これが事実になるかもしれません」

周さんはこれは香港だけの問題ではない、日本人にも影響があると訴える。

「逃亡犯条例の改正案は日本と無関係ではありません。香港には在留日本人、企業、観光客、ビジネスマンなどたくさんいます。改正案が可決されたら、香港に住んでいる、また、香港に来る日本人の人権も影響を受けます」

つまり、香港人だけでなく、香港を訪れている外国人旅行者でも、中国政府に目をつけられたら香港から中国に移送される可能性がある、とする。

「香港人は今自分の家を守るために一生懸命抵抗しています。私たち自身のためだけではなく、これから(香港に)来る外国人たちのためでもあります。圧倒的な反対の声の前に、香港政府は改正案を撤回すべきです」(周さん)

実際、香港在住の日本人で、タレントとして活動するRieさんはデモに参加し、Twitter上でデモの様子を投稿している。

台湾の人たちも「人ごと」とは思っていない

また、台湾でも前回の雨傘運動の時と同じく、大きな関心を持たれている。

いま、台湾のメディアやSNS上での反応には「今日香港、明日台湾」というキーワードがところどころ登場する。これは、「今香港で起こっていることが、いずれ台湾でも起こるかもしれない」という危機感を表したものだ。

香港がこのまま「中国化」していき、その次には中国政府が台湾の「中国化」の圧力を高めてくるかもしれないということだ。

こういったことから、台湾の人気タレントがSNS上で香港のデモを応援している。

例えば、鶏のからあげ屋の美人売り子として有名になり、その後タレント、日本でも活動するイリーさんだ。からあげ娘を意味する「鶏排妹(ちーぱいめい)」の愛称で人気のイリーさんは、InstagramやFacebook上で香港を応援する投稿していた。

香港の「逃亡犯条例」改正案は6月12日から始まる議会で審議を進めるとされ、一方、デモは今後も継続的に行われるという。

(文、写真・吉田博史)

吉田博史

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最終更新:6/12(水) 17:26
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