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【ブラジル】押収した大麻を着服か 軍警官8人逮捕

6/12(水) 10:37配信

サンパウロ新聞

 同じ部隊に所属する複数の警察官が大麻を着服した容疑で逮捕された。
 10日付で伝えた伯メディアによると、サンパウロ州軍警察の監察当局は7日、サンパウロ市内北部の大隊に所属する軍警官8人を逮捕し、同市内にある軍警官専用の刑務所へ連行、収監した。
 軍警察によれば、逮捕された8人の軍警官は、麻薬の売人を現行犯逮捕した際に自分達が押収した大麻約80キログラムを茂みの中に隠そうとした疑いがもたれている。
 この軍警官らは今月1日に、隣国ウルグアイのトラックで運ばれていた合計1トンの麻薬をサンパウロ市内北部で押収した。そして、押収された麻薬はサンパウロ市内にある連邦警察の拠点に運ばれた。捜査に関与している警察官によると、この軍警官らは押収した麻薬の大部分を連邦警察に届けたとしている。つまり、押収した麻薬全部を連邦警察へ提出したわけではないということだ。
 軍警監察当局は、この8人の軍警官が着服した麻薬を売りさばこうとしていたのか、それとも違法逮捕の際に証拠をでっち上げるために使おうとしていたのか、逮捕された8人のほかにこの犯罪に関与した軍警官はいないのか、このグループによって着服された麻薬がさらにあるのか、などについて調べを進めている。
 なお、捜査で押収した麻薬の警察官による着服や横流しが疑われる事案はたびたび発生している。今年3月にはサンパウロ市内北部の警察署内に保管されていた600キログラムの大麻が何者かによってレンガや粘土、石膏、石灰、木片にすり替えられていたことが発覚した。また、18年10月にはサンパウロ市内中心部、リベルダーデ地区にある警察署内に保管されていた約1トンもの大麻がいつの間にかなくなっていたことが発覚した。

サンパウロ新聞

最終更新:6/12(水) 10:37
サンパウロ新聞

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