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吉田輝星投手、今夜プロ初登板へ。地元は再びのパブリックビューイング「どんな結果になろうと温かい声援を送るのが秋田」

6/12(水) 11:51配信

ハフポスト日本版

2018年夏、第100回の夏の甲子園で準優勝に輝き、全国に『金農フィーバー』を巻き起こした北海道日本ハムの吉田輝星投手が6月12日夜、札幌ドームでプロ初登板を迎える。対戦相手は、現在セ・リーグ首位をひた走る広島東洋カープだ。
吉田投手は、2019年の今シーズンを2軍でスタートさせた。ここまで9試合を投げ、0勝3敗、防御率は4.15。6月4日に2軍での巨人戦に登板した試合では6失点と、精彩を欠いていた。

2軍で未勝利のまま、1軍デビューを果たすこととなったが、吉田投手は「初めて対戦するチームにどこまで通用するのかすごい楽しみです」と前日練習が行われた11日、意気込みを語った。

過去にはダルビッシュに大谷も...日ハムにおけるスター投手は「交流戦でデビュー」

吉田投手は、7日の対阪神戦から1軍に帯同し、プロ初登板に向けて調整をしてきた。北海道日本ハムの栗山監督も、初登板に大きな期待を寄せる。

朝日新聞デジタルによると、栗山監督は「何も言っていない。好きにやれ、ということ。良いから来てもらっているので、まずは自分を出して、これが足りないと思えば、変えれば良いだけ」と語ったという。

北海道日本ハムの高卒新人投手が交流戦で1軍デビューを果たすのはこれが初めてではない。2005年、現在はメジャーリーグのシカゴ・カブスでプレーするダルビッシュ有投手が広島を相手にプロ初登板し、8回を投げ、見事プロ初勝利を掴んだ。

同じく、北海道日本ハムからメジャーの世界へと羽ばたいた大谷翔平選手は、2013年5月23日の対ヤクルト戦に登板。5回を投げて2失点で勝ち星はつかなかったが、将来の活躍を期待させる157km/hのストレートを投げ、野球ファンを魅了した。

メジャーの世界に飛び込んだ2人のドラフト1位の選手も、“本拠地・札幌ドームでの交流戦でプロ初登板”という道を辿ってきた。12日夜の登板で、吉田投手もこれに続く形となる。

「金農フィーバー」に沸いた地元・秋田、“再び”のパブリックビューイングで応援

吉田投手は2018年、平成最後となった夏の甲子園で1人でマウンドを守ってきた。881球を投げ抜き、決勝では大阪桐蔭に敗れたものの準優勝を果たした。

吉田投手の地元・秋田では当時、甲子園の決勝で戦う金足農業ナインを応援しようと秋田市役所をはじめ県内各地でパブリックビューイングが行われた。

秋田市にある文化交流施設「エリアなかいち」では、当時と同様に、今回の吉田投手の初登板でもパブリックビューイングを実施し、声援を送る。

担当者によると、午後6時の試合開始に向け、午後5時頃から地元の観客を迎える準備を始めるという。用意する席数は480程度としている。

同施設は、2018年の甲子園1回戦から決勝まで一貫してパブリックビューイングを行ってきた場所だ。担当者は、「あの時は、試合が進むごとに集まる人が増えた。おかげで地域の知名度も上がったので、吉田投手には本当に感謝しています。プロでの初登板も、もちろん勝利は期待しますが、勝っても負けても、どんな結果になろうと温かい声援を送るのが秋田の土地柄。精一杯応援します」と語った。

東北・秋田からプロの道へと羽ばたいた吉田輝星投手。
最高の舞台は、まさに整った。

小笠原 遥 Haruka Ogasawara

最終更新:6/12(水) 11:51
ハフポスト日本版

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