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JALのA350、3号機の最終組立完了近づく 2号機は塗装待ち

6/13(木) 13:41配信

Aviation Wire

 エアバスと日本航空(JAL/JL、9201)は現地時間6月12日、仏トゥールーズの最終組立工場でJAL向けA350-900型機の3号機(登録記号JA03XJ)の製造状況を報道関係者に公開した。垂直尾翼の取り付け作業などが進められており、機体が完成すると動作確認や塗装工程に進む。

【垂直尾翼の取付作業が進むJAL向けA350の3号機】

 3号機は最終組立工場のうち、「ステーション40」と呼ばれる作業エリアで、垂直尾翼や水平尾翼、エンジンパイロン、主脚の取り付けなどが9日間の工程で行われている。エアバスによると、組み立てと並行して地上試験や客室内の作業などが進められる。

 12日の時点で、3号機は主翼や水平尾翼などの取り付けが完了しており、垂直尾翼の取り付け準備などが行われていた。

 一方、2号機(JA02XJ)は機体の組み立てやエンジンの取り付けが終わり、屋外で塗装作業などの工程を待つ状態だった。13日にJALへ引き渡される初号機(JA01XJ)は、エアバスが顧客へ機体を納入するデリバリーセンターで待機している姿が確認できた。

 JALは2013年10月7日に、A350 XWBを最大56機導入すると発表。確定発注は標準型のA350-900が18機、長胴型のA350-1000が13機の計31機で、このほかにオプション(仮発注)で25機購入する契約を結んだ。ボーイング777型機の後継機で、A350-900は主に国内線用777-200の、A350-1000は長距離国際線用777-300ERの後継となる。

 最初に導入するA350-900は、初号機から3号機までが特別塗装機。機体後部にA350のロゴを大きく描き、初号機は“挑戦”を示す「レッド」、2号機は“革新”の「シルバー」、3号機は“エコ”の「グリーン」を採用した。翼端にはいずれもJALのシンボルカラーである赤を配した。エンジンは英ロールス・ロイス製トレントXWBを搭載する。

 A350-900の座席数は3クラス369席で、ファーストクラスが12席(2-2-2席配列)、クラスJが94席(2-4-2席)、普通席が263席(3-3-3席)。置き換え対象となる777-200(3クラス375席:ファースト14席、クラスJ 82席、普通席279席)と比べると、ファーストは2席減、クラスJは12席増、普通席が16席減となり、全体では6席減る。

 全クラスに新シートを導入。全席に電源コンセントと充電用USB端子、個人用画面を備え、機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料で提供する。JALによると、機内の詳細は20日にお披露目するという。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:6/13(木) 13:41
Aviation Wire

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