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【進藤キャディ解説】恐怖の109ydパー3 僕もペブルビーチで打ってみた

6/13(木) 10:52配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

ペブルビーチGL 7番パー3(109yd)

メジャー今季第3戦「全米オープン」がいよいよ始まります。ことしの会場はカリフォルニア州ペブルビーチGL。西海岸のサンフランシスコから車で南に2時間半ほど、モントレー半島にある、ゴルファーなら誰もが一度は訪れたい場所です。

なかなかお目にかかれないふくらはぎ

ダイナミックな海沿いの絶景を望むホールが続くなか、やはり難しさをお伝えすべきはこの7番でしょう。世界的にも有名なパー3は、たったの109yd。メジャーで109ydしかないって驚きませんか? しかもティからは打ち下ろしがマイナス10yd入るので、実質的にはピンが手前にあるときで90ydほど。奥にカップが切られても115ydしかありません。

快晴、無風の場合、この「全米オープン」に出場するプロならば、ティショットを10回打てば、ほぼグリーンにのるでしょうし、半分近くの確率でバーディも獲れると思います。しかしながら、ここは“サービスホール”ではありません。やはり難しくさせるのは、重たい潮風なんですね。

グリーンは縦幅22yd、横幅が一番長いところでも16ydほど。手前の入り口は8ydだけと、とても小さいつくりになっています。打ち下ろしのせいで、滞空時間が長くなり、それだけ風の影響も受けやすい。背の高い木が生えているわけでもなく、風を遮るものもありません。プロがグリーンのセンターを狙っても「楽勝!」とはいかず、グリーンオンするだけで、選手、キャディがホッとするシチュエーションともいえるのです。

風がアゲンストの場合、握るクラブは、7I、8Iにもなるでしょう。グリーンの奥は海が待っています。この状況でミドルアイアンを握るのはとてつもない恐怖。だって、PGAツアーでプレーする選手は普段、このクラブで170から190ydを打つのですから…。

フォローの風が吹いたときはSW、LWになり、ここでもまた違う難しさが出てきます。フルショットすれば130ydは飛んで、簡単に海に打ち込むことに。コントロールして距離を合わせる打ち方が求められます。“合わせすぎ”て、スピンが十分に入らないと、思ったよりも飛んでしまったり、風に落とされて飛んでいなかったりと、トラブルになりかねません。

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