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「きゅーちゃん」が居たから描けた 初連載の最終回を見届け逝ったハムスター 「勝手な思い込みだけど…」

6/14(金) 7:00配信

withnews

 初の連載漫画執筆で疲れ切っていた時に飼い始めたハムスター「きゅーちゃん」。漫画家を辞めようと思った時にきゅーちゃんの体調が悪化し、延命治療のお金を稼ぐために描き続けた結果は――。そんな実体験を描いた漫画がツイッター上で注目を集めています。作者に話を聞きました。

【画像】漫画はこちら。泣きながら漫画を描いていた時に家に向かえ、「漫画家を辞めたい」と思った時期は…

2015年5月のお話から

 先月18日に、「一人の漫画家と、一匹のハムスターのおはなし」というタイトルとともにツイッター投稿された漫画。

 2015年5月、漫画家デビューが決まった女性が連載第1話を描いている場面から始まります。

 技術不足もあって毎日17時間描き続けても終わりが見えない状態。腰や腕が痛く、精神的にもプレッシャーを感じていました。

 一番つらかったのは「ひとりぼっちでろくな会話もなく、家から出られないこと」でした。

 ある晩、道端でハムスターを見つけて保護する夢を見ました。目が覚めて、「お世話もわかるし、打ち切りでフリーターになっても養えるコストだし」と、ペットショップへ。

 そこで出会ったのが、手のひらの上で縮こまって震えているハムスターでした。久作くんと名付けて愛称は「きゅーちゃん」に。

 連載が終わる日までずっと隣にケージを置いて、しんどさを感じるたびに「原稿料できゅーちゃんのおやつを買うんだ」と執筆に励みました。

「漫画家辞めます」

 それから約2年後の2017年4月、連載完結間近となって編集者に「これが終わったら漫画家辞めます」と伝えました。

 動悸や寒気、謎の恐怖感。布団から出られなくなり、心身ともに限界だと感じていました。

 しかし、その晩にきゅーちゃんの体調が急変。動物病院に連れて行くと「老衰ですね。延命治療できるかもしれませんが、その……高いですよ」と告げられます。

 「やります!」と即答して、ケージを酸素室にするための機器をレンタル。「お金を理由に諦めるのだけは絶対いやだ」と漫画家を続けることを決心しました。

 メインキャラが死ぬ場面では、きゅーちゃんと重ね合わせて泣きながら描きました。

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最終更新:6/14(金) 7:00
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