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BMW 3シリーズ ツーリング 新型、新世代スポーツワゴンを欧州で発表

6/13(木) 14:00配信

レスポンス

BMWは6月12日、新型『3シリーズ ツーリング』(BMW 3 Series Touring)を欧州で発表した。セダンに続いて、新型『3シリーズ』に新世代のスポーツワゴンが登場している。

画像:BMW 3シリーズ・ツーリング 新型

新型は、BMW伝統のキドニーグリルや、スポーティで精密なプレスラインなど、3シリーズの40年以上の伝統を継承しつつ、新世代のBMWデザインコンセプトを採用する。

キドニーグリルは、従来の2パーツに分かれたデザインから、ひとつのフレームで縁取られ、より立体的な造形にすることで、水平方向への広がりを表現するとともに、低重心でアグレッシブなデザインとした。ヘッドライトは、下辺部の中央に鋭角の切り欠きを入れている。ルーフレールを標準装備。リアのクォーターウィンドウは、下側のラインが後ろに行くに従い、上方にカーブする新デザインを採用した。

新型のボディサイズは、全長4709mm、全幅1827mm、全高1470mm、ホイールベース2851mm。先代比で76mm長く、16mmワイド、8mm背が高い。ホイールベースは41mm延びた。前後重量配分は、50対50を実現している。

◆電動テールゲートを標準装備

荷室容量は、後席が通常の状態で500リットル(VDA計測)と、先代比で5リットル増加した。後席は3分割で折り畳むことが可能。荷室容量は、最大で1510リットルに拡大する。先代比で10リットルの増加だ。電動テールゲート、ガラスハッチ、床下収納、パーティションネットを標準装備する。

◆最新のデジタルコクピットを採用

インテリアには、「BMW オペレーティングシステム 7.0」を導入した。これは、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした表示&操作コンセプトだ。10.25インチのコントロールディスプレイと、12.3インチのフルデジタルメーターパネルを、各ドライバー向けにカスタマイズすることを可能にしている。

コントロールディスプレイは、タッチ操作に対応して、より使いやすく最適化されたメニュー表示により、さまざまな機能や設定へのアクセス性を高めた。状況に応じて変化するコンテンツも装備されており、スポーツ走行時など、コーナリングの際の横方向加速力を表示させる設定にすることも可能だ。ステアリングホイールのボタン、センターコンソールに配置されている「iDriveコントローラー」、タッチ操作に対応したディスプレイ、音声コントロールやジェスチャーコントロールを備えることにより、ドライバーが最も操作しやすい方法で、姿勢や視線を動かすことなく、必要な情報や設定にストレなくアクセスできる。

12.3インチのディスプレイを備えたフルデジタルメーターパネルは、速度や回転数を表示する左右のメーター間のディスプレイの中央に、ナビゲーションマップの一部などを表示可能とした。改良されたヘッドアップディスプレイとともに、より視認性が向上し、ドライバーは運転に集中しながら、必要な情報を受け取ることを可能にする。

◆AIを活用した音声アシストを導入

AI(人工知能)を活用した新開発の「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を導入する。これは、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスを可能にする機能だ。従来の音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスが起動できる。

使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブのパートナーとしての役割を担うことが可能になるという。BMWのインテリジェントパーソナルアシスタントの特長のひとつが、ドライバーがシステムの名前を自由に付けることができる点だ。例えば、BMWインテリジェントパーソナルアシスタントを起動する際、「OK、BMW」だけでなく、呼びかける言葉を任意に設定することができる。

「パーキングアシスタント」には、新型『8シリーズ』から導入されたリバースアシスト機能を採用した。これにより、車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることができる。この機能を活用することで、例えば、細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能になる。

新型には、新たに導入された高性能3眼カメラ、高性能プロセッサー&レーダーによって、より精度と正確性が向上した最新の先進運転支援システム(ADAS)を採用する。ストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロール、レーンチェンジウォーニング、レーンディパーチャーウォーニング、ステアリング&レーンコントロールアシスト、サイドコリジョンプロテクション、事故回避ステアリング付きの衝突回避・被害軽減ブレーキ、クロストラフィックウォーニングが用意されている。

◆330iは最大出力258hpの2.0ターボ搭載

「330i」グレードには、細部にわたり改良された直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。ツインスクロールターボチャージャーをはじめ、高精度ガソリンダイレクトインジェクションシステム、無段階可変バルブ制御システム「バルブトロニック」、可変カムシャフト制御システム「ダブルVANOS」を採用した。先代モデルのエンジンと比較して、ほぼ全ての常用回転域で5.1kgmのトルク増を実現している。最大出力は6hp増加した。また、高精度ダイレクトインジェクションシステムの改良により、燃料噴射圧力は従来から200bar高い350barとなり、燃焼室により細かい霧状の燃料が直接噴射されることで、燃焼効率を向上させた。さらに、クランクシャフトの軽量化、内部摩擦の抑制、熱管理の最適化が行われ、ノイズの低減や、レスポンスの向上などが図られている。

スペックは、最大出力が258hp/5000~6500rpm、最大トルクが40.8kgm/1550~4400rpm。トランスミッションは8速ステップトロニックを組み合わせた。0~100km/h加速5.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。

《レスポンス 森脇稔》

最終更新:6/13(木) 14:00
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