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厄介な「放置竹林」を食べて解決! 一石二鳥な取り組みとは?

6/13(木) 15:59配信

MBSニュース

その強い生命力から、竹林の面積は毎年7%増え続けています。タケノコの生産数も減少し、放置された竹林も増えてきました。住宅地に迫るなど危険も伴うそんな放置竹林に一石を投じ、宝の山に変えようという動きがあります。

住民も危険を感じるほどの「放置竹林」

京都府の自治体で、最も竹林が多い舞鶴市にやって来た辻憲太郎解説委員。しかし、そのほとんどが「放置竹林」で、住民にとって悩みの種となっています。この放置竹林の整備に、ボランティアで取り組む平野さんにその現状を案内していただきました。

「なんでしょうこれは…“竹林”と言うより“竹山”になってますね。斜面全部がほぼ竹に」(辻解説委員)
「頂上あたりまで(竹が)あるでしょ」(まいづる竹林整備・竹活用ネットワーク協議会 平野光雄さん)
「スゴイですね。竹のパワーは」(辻解説委員)

ピーク時には、その生命力の強さから1日に、なんと1メートルも伸びるという「竹」。また、その根は横に広がり新たな竹がどんどん生えていきます。そして、放置された竹林は山裾にある民家のすぐ側まで押し寄せてきます。裏山に押し寄せた竹が今にも屋根にのしかかろうとしている家も…この放置竹林に、常に危険を感じていると周辺の住民は言います。

Q.恐怖感を感じますか?
「一番怖いのは地滑り。ほかは竹が家にかぶさってくるのも…」(近隣住民)
Q.熊は見たことありますか?
「家の近くにある柿の木の上に登っている熊を間近くで見ました。人間が檻の中に入って隠れることになりかねない」

平野さんのボランティア団体では、少しでも竹林の活性化につながればと、竹炭作りに取り組んでいますが、現状は厳しいといいます。

Q.放置竹林対策の決定打にはなってないのはなぜ?
「そんなに売れない。(作るのも)面倒くさいですよ。やらないよりはマシだろうと」(平野さん)

放置竹林を「食べる」!

そんな中、いま新たな竹林の活用方法が注目を集めています。それは…日本の国民食、ラーメンに欠かせない「メンマ」です。厄介者とされる「放置竹林」からメンマを生み出し、放置竹林を食べて解決しようというのです。

この日、舞鶴市でメンマを作りの講習会が開かれました。純国産メンマプロジェクト代表の日高栄治さん。竹の子の収穫を過ぎた「幼竹」と呼ばれる2メートル程度の竹を伐採。それをメンマに加工して販売し「放置竹林」から収益を上げ、さらには竹林整備にもつながるという、まさに一石二鳥の取り組みです。会場に詰めかけた参加者も真剣に聞き入っていました。

「幼竹は硬くて食べられない、エグいと言われていたんですね。誰も食べてなかったんですね。食べられるうちに食べようということです」(純国産メンマプロジェクト代表・アプレ有限会社 日高栄治さん)

講演後に開かれた、放置竹林から作ったメンマの試食会では積極的に食べる参加者の姿が…。感想をうかがうと…

「おいしい。メンマ作りをやってみよってと思ってます。帰ってから、明日から(やりたい)」

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最終更新:6/13(木) 15:59
MBSニュース

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