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アマゾン、ブロックチェーンでトップ企業を魅了する──ネスレ、アクセンチュアの次はソニー・ミュージック

6/13(木) 18:21配信

CoinDesk Japan

クラウドサービスで世界シェアNo.1のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS) が、独自のブロックチェーンサービスでグローバル企業を魅了している。

食品・飲料で世界最大級のネスレ(Nestle)、コンサルティングのアクセンチュア(Accenture)、通信やメディア事業でコングロマリットを形成するAT&Tは、これまでにAWSのブロックチェーンサービス「Amazon Managed Blockchain」の利用を始めてきた。そしてまた新たにソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)がそのユーザーリストに加わった。

SMEは音楽の権利情報を素早く処理する基盤を作るために、AWSが5月2日に日本での提供を開始したばかりのブロックチェーンサービスを活用していく。アマゾン ウェブ サービス ジャパンが6月11日に明らかにした。

楽曲などのデジタルコンテンツは誰でも創ることができ、今では簡単にインターネット上で発表することができるようになった。一方、クリエイターは独自のコンテンツの権利を処理する業務に忙殺され、コンテンツの生産性を下げざるを得ない現実に直面している。

価格優位性とシンプルさ

AWSでブロックチェーンの担当ゼネラル・マネージャーを務めるラフル・パタック(Rahul Pathak)氏は5月、CoinDeskがニューヨークで開いた「Consensus2019」カンファレンスで、Amazon Managed Blockchainのセールスポイントは、オープンソースのハイパーレジャー・ファブリック(Hyperledger Fabric)やイーサリアム(Ethereum)を使用して簡単にブロックチェーンのネットワークを作れることだと説明した。

SMEは以前からクリエイターと音楽の権利情報をどう守るべきかを模索してきた。今回、SMEがAmazon Managed Blockchainを採用した理由として、ソニーミュージックグループの情報システムを支援するソニー・ミュージックアクシス執行役員を務める佐藤亘宏氏は、「他社と比較した場合に安価で開発できること」と述べている。

価格の優位性とシンプルな操作性は、他のグローバル企業がAWSの同サービスを採用する決め手の1つになっているのだろう。

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最終更新:6/13(木) 18:21
CoinDesk Japan

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