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「その住宅ローン、何歳で完済しますか?」 老後に負担を残さない3つの繰り上げ返済タイミング

6/13(木) 11:04配信

マネーの達人

安心の老後生活のために、大きな支出「住宅ローン」を減らしたい

人生100年時代。

金融庁は公的年金だけでは定年退職後の資産は不足してしまう、という報告書を発表しました。

投資により私的年金を増やす自助努力が大切というメッセージが強調されたのですが…。

定年退職後の資産について、40~50代のかたがご相談にいらっしゃいます。

私たちFPはリタイアメントプランと呼んでいますが、基本的な生活資金だけでなく、病気になったときの保障、生前贈与や相続など様々な角度からプランニングをしていきます。

定年退職後の収入を私的年金で増やすだけでなく、支出を減らす努力も必要です。

そのため、退職後の支出を1つ1つを確認していきます。

生活資金の中でも、支出の割合が高い「住宅ローン」が退職後も残っていると、その後の生活資金を圧迫してしまいます。

今回は住宅ローンの返済期間や繰り上げ返済のタイミングについてお伝えしていきます。

住宅ローンの返済期間が長いと、退職後も毎月の支払いが生活の負担に

家を購入する際、多くのかたが利用するのが「住宅ローン」です。

住宅ローン減税などもあり、購入から数年は節税効果もあることから利用されやすいローンなのですが、完済時の年齢を気にしていないかたも意外と多いようです。

35年ローンが主流なのですが、中には「完済時年齢が80歳となるまでの年数」という長期のローンを組まれるかたもいらっしゃいます。

返済期間が長ければ、月々の返済金額は下がりますので、子育て中のかたなどが長期を選ばれることも。

しかし、長期のローンには以下の問題点があります。 

1. 総支払い金額が高くなる
2. 定年退職後も支払いが続く
次の例で比較してみましょう。

借入金額:3000万円
金利:変動金利0.7%(全期間)
(注:諸経費等は含めておりません)

50年ローンにすると、月々の支払い額は約2万円下げることができますが、総支払額は約173万円も高くなってしまうことがわかります。

また、定年退職後に約6万円の住宅ローン返済が80歳まで続くことをイメージするといかがでしょうか?

月々の支払い金額を低くしたいと長期のローンを組まれるかたも多いのですが、総支払い金額が高くなるだけでなく、定年退職後の支払いが老後の生活に影響を与えることも考えておく必要があります。

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最終更新:6/13(木) 18:46
マネーの達人

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