ここから本文です

【FP解説】障害年金の疑問解決!「5年以上前のカルテに書かれていませんか?」

6/13(木) 19:40配信

ファイナンシャルフィールド

障害年金を受給しようと思って、請求の準備に取りかかったものの、たちまちのうちに行き詰まってしまう人が少なくありません。

その理由の多くが、「初診証明を入手できない」「初診までに保険料をしっかり納めていなかった」など、初診日をめぐるものです。請求の前提条件が整わないのですから、弱りますよね。

でも、解決法がないとも限りません。その解決法をシリーズで、いくつか紹介します。第1回は、「5年以上前のカルテに書かれていませんか?」です。

障害年金を受給するにあたっての3要件

本題に入る前に、障害年金を受給するにあたっての3要件をおさらいしておきましょう。次の通りです。

【1】加入要件
原則として、傷病の初診日が被保険者期間中にあること。

【2】納付要件
初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの被保険者期間があるときは、その被保険者期間のうち、保険料納付済期間と保険料免除・猶予期間を合算した期間が3分の2以上であること。

または、初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの1年間のうちに、保険料の未納がないこと。

【3】障害要件
障害認定日において、国年令別表、厚年令別表第1・第2に定める程度の障害の状態にあること。

障害年金請求の前提となるのが、上記の【1】加入要件と【2】納付要件です。どちらも、特別な条件下の場合を除いて、初診日がはっきりしなければ、要件を満たしているのかどうかが判断できません。

「本人申立て」、かつては認められないことも

障害年金を請求するまでの間には、病院を転々としていることが珍しくありません。最初の病院の名前を覚えていなかったり、病院名はわかっても、すでに閉院していたり、病院に問い合わせるとカルテが残っていなかったり、ということがあります。

こうしたときは、2番目の病院、3番目の病院と順次、尋ねていきます。

しかし、2番目の病院、3番目の病院で、最初の病院について医師に話したことがカルテに残っていても、前の病院の紹介状でもない場合は、いわゆる「本人申立て」となります。かつては「証明力が弱い」として、認められないことがありました。

1/2ページ

最終更新:6/17(月) 9:11
ファイナンシャルフィールド

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事