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「ハブにかまれた」信じなかった医師 足に後遺症、沖縄県に2800万円賠償命令

6/13(木) 5:00配信

沖縄タイムス

 ハブに左足をかまれ、沖縄県立中部病院に救急搬送された男性(43)が、医師からハブ抗毒素血清の投与が遅れたことで後遺障害を負ったとして、県に慰謝料など約3800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が11日、那覇地裁であった。平山馨裁判長は医師の注意義務違反を認め、県に約2800万円の支払いを命じた。

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 県側は血清投与が遅れた過失は認めており、損害額の評価が争点だった。

 判決によると、男性は2016年11月夜、自宅でハブにかまれたと訴え、県立中部病院に搬送された。血清は6時間以内に投与することが有効とされるが、担当した研修医は「ハブにかまれたと断定できない」として投与しなかった。翌朝に主治医が投与を指示したが、搬送から約9時間が経過していた。男性は左足に後遺障害を負った。

 県病院事業局は「治療行為の一部に適切さを欠いたことは認め、裁判には真摯(しんし)に対応してきた。賠償額については弁護士とも相談し、適切に対応したい」とコメントした。

最終更新:6/13(木) 5:00
沖縄タイムス

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