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真骨頂 しなる一撃 大谷、前田に先制パンチ

6/13(木) 9:49配信

岩手日報

 【米アナハイムで本紙特派員・小田野純一】エンゼルス・大谷翔平(花巻東高)の打球は常識の一歩先を行く。ドジャース・前田健太との日本人対決で、強振しづらいフルカウントから7号本塁打。先制の弾丸ライナーが前田のリズムを狂わせた。

 初回2死、大谷は「四球でもいい」と考えていた。初球から全て変化球。しっかりボール球を見極めてフルカウントになった。

 前の球との球速差で打ち取りたい気配の相手バッテリーに対し、直球も予測した中で外角に甘いスライダーが来た。早めに振り始めた大谷は少し泳ぎ気味のタイミング。下半身からの回転は止めずにバットの先は出てこないよう遅らせる。大谷特有のしなりの打撃だ。

 珍しく引っ張った打球は理想の打撃ポイントではなかった。それでも角度21度の打球は右中間スタンドへ一直線。基本的に右方向への打球は体の回転でホームラン性の打球になると思っている。打球が上がった時点で大谷の勝ちだった。

 本拠地8連戦で4本塁打。驚異的なペースで量産している。「二塁打が少なく(打球が)上がったら本塁打になっていることはいいが、打ち損じた時にも(野手の)間を抜けて二塁打になっていけばいい」。好調時は手がつけられない背番号17の打撃は底知れない。

最終更新:6/13(木) 13:55
岩手日報

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