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【動画あり】『モンスターハンターワールド:アイスボーン』最速プレイリポート。ティガレックスや新アクションで記者が感じたこと【E3 2019】

6/14(金) 11:35配信

ファミ通.com

文・取材:ででお

 2019年6月11日~13日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催されている世界最大のゲーム見本市“E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2019”。カプコンのハンティングアクション『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターワールド:アイスボーン』(以下、『MHW:I』)世界初のプレイアブル出展が行われた。さっそくプレイした記者が感じたことを可能な限りお伝えしよう。



想像していた以上に使いやすくて楽しい新アクション、クラッチクロー

 ついに来た。『MHW:I』を試遊できるこのときが。『MH:W』ではさまざまな武器を作成し、数えきれないほどのモンスターを狩ったが、まだまだ狩りを楽しく感じる今日このごろ。新たなフィールドやモンスターが追加されただけでなく、アクション面もより強化されているということで、ワクワクしながら試遊台に座った。

 E3で出展されていた体験版は、3つのコースが選択できた。
ドスジャグラス狩猟
バフバロ狩猟
ティガレックス狩猟

 まずは新モンスターのバフバロをいますぐ狩りたい気持ちを抑えて、アクション面を確かめるため、初心者向けのドスジャグラス狩猟を選択。この体験版でのドスジャグラスは“マスターランク”の強さだそうなので、『MH:W』で散々狩り尽くしたからといって油断はできない。フィールドは古代樹の森。武器はとりあえずチャージアックスを選択。痕跡を集めつつ奥地へ向かうと、すぐにドスジャグラスに遭遇した。ドスジャグラスは、体当たりに似た、『MH:W』では見られなかった攻撃パターンを確認。さっそく、武器を出したままスリンガーを使ったアクションを試すことに。



 抜刀中のスリンガーの操作は、従来の片手剣と同じくL2ボタンを押しながら行える。ガンナーや操虫棍など、もともとL2ボタンを使ったアクションが用意されている武器の場合は、L2ボタンを押しながらR3ボタンを押し込むことでL2ボタンの機能を切り換えられた。スリンガーを使えるモードのときは、スリンガー用の照準が表示されるので、「いまどっちの機能だっけ?」と混乱する心配はなさそうだ。

 このまま抜刀状態でスリンガーの弾を発射してもいいのだが、新たなアクション“クラッチクロー”を試さない手はない。クラッチクローのやりかたは、L2ボタンを押しながら、モンスターにしがみつきたい部位を狙って○ボタンを押すというもの。射程が限られているため、ある程度モンスターに接近する必要はあるものの、『MH:W』で翼竜や楔虫を利用するのと同じ操作だと思えばわかりやすいだろう。なお、モンスターにしがみついた後でも、乗り攻防時と同様に移動可能。このときはドスジャグラスの前脚付近にしがみついてそのまま攻撃したところ、しがみついていた部位に傷をつけられた。このようにして傷をつけた部位は一定時間肉質が軟化するため、手強いモンスターを狩るときに重宝しそうだ。

 また、頭部にしがみついているときにR2ボタンを押したところ、装填していた弾を全弾発射してドスジャグラスを向いている方向にぶっ飛ばせた。しがみつき中にモンスターの攻撃を食らうと振り落とされてしまうが、ぶっ飛ばしに使える弾は石ころやミズタマリゴケなど入手しやすいものが多く、頻繁に狙えるのがクラッチクローのいいところ。さらに、モンスターをぶっ飛ばした先に壁があれば、壁に衝突したモンスターが転倒し、大ダメージを狙うチャンスが到来する。わりと雑なプレイでもぶっ飛ばしからの壁ダウンは何度も成功したくらいなので、「操作が複雑そう……」と心配な方も安心してほしい。なお、同じ部位に複数のハンターが同時にしがみつくことはできない模様。

 そのほか、チャージアックスの新アクションとして“斧強化状態”を試してみた。こちらは、ビンが1本以上ある状態で斧:高出力属性解放斬りの予備動作中にL2ボタンを押して属性廻填斧強化斬りを行うとなれる状態で、斧の攻撃が連続ヒットしてかなり爽快感溢れるアクションを楽しめた。もともと派手な連携が魅力のチャージアックスだが、ますます狩りが楽しくなりそうだ。また、チャージアックスを含む一部の武器種では、特定の条件を満たすことで“強化撃ち”が撃てる(チャージアックスでは斧モード中での斧攻撃後、または剣モードのガードリアクション中にL2ボタンで行えた)。この強化撃ちを使ったとき、ドスジャグラスを何度も怯ませられたので、連携に組み込むと安定かつ効率のいい狩りが期待できそうだ。



雪の深さ、澄んだ空気までもが感じられた

 ひと通りのアクションを楽しんだところで、今度は中級者向けのバフバロ狩猟に、操虫棍を担いでチャレンジ。こちらのクエストの舞台は、新たに追加された“渡りの凍て地”だ。クエストを開始して初めに驚いたのが、ベースキャンプの時点ですでに深い雪が積もっていること。雪をかき分けて進むと、自分の通った後に足跡がくっきり残るのが妙におもしろく、思わずザクザクと歩き回ってしまった。恐らく、本作を初めてプレイするほとんどのプレイヤーが、記者と同様の行動をするであろう。

 しかし、限られた試遊時間でいつまでも子犬になっているわけにはいかない。環境生物のユキダマコガネを蹴ったり捕獲したりしながら、先へと進んでいく。どこまでも同じような雪景色……ではなく、場所によってはゴツゴツした岩があったり、植物がたくさん生えているなど、進むごとに新たな風景が目の前に広がる。そして、従来のどのフィールドよりも、澄んだ空気が体感できる。もちろん透明な空気は画面に描けないし、試遊ブースに空気清浄器が置いてあるわけでもないので錯覚だ。見事なまでにフォトリアルに描かれた雪や木々に、記者の五感はすっかりダマされてしまっていた。

 また、渡りの凍て地は寒いエリアばかりではない。場所によっては温泉が湧き出ているところもあってホッとひと息つくなど、探検を存分に楽しめた。

 道中で新モンスターのブラントドスを見かけて、そちらを狩りたい衝動にも駆られたが、クエストの目的は猛牛竜のバフバロ。未知の小型モンスターや環境生物を横目に痕跡を集めて進んでいくうちに、バフバロを発見した。雪をかき分けて歩くその姿は、想像していた以上の迫力! あまりのデカさに、思わず「これはしがみつくしかない!」とクラッチクローをくり出しまくってしまった。何度か返り討ちに遭ったものの、バフバロのような巨体をクローで攻撃して向きを変えたり、ぶっ飛ばしで壁に突進させたりするのはなんとも快感だ。角の破壊を狙ったり、罠で足止めしたりといった、従来の狩りのテクニックはひと通り通じた。ただデカいだけでなく、樹木や岩をツノの上に乗せての突進はかなりスピードがあり、スリリングな狩猟体験となった。

 ちなみに、いかにも脆そうな崖に大タル爆弾で衝撃を与えたところ、雪崩を起こしてバフバロを巻き込むことができた。古代樹の森の頂上に近い環境利用だ。ハンター自身も退避が遅れると雪崩に流されてしまうあたりも古代樹の森に似ている。また、先ほど見かけたブラントドスと縄張り争いを行うシーンも。初めてのバフバロ狩猟は終始驚きの連続だったが、無事にクエストクリアー!



 最後に、上級者向けのクエストであるティガレックスに挑んだ。武器は片手剣。この武器を選んだ理由は、“抜刀時のスリンガー使用”がオンリーワンではなくなったことで、どう調整されたのか気になったから。フィールドは中級と同じく渡りの凍て地。制限時間の20分で、寄り道する余裕はなさそうなので痕跡を集めることに集中し、すぐにティガレックスに遭遇することができた。従来作をプレイしている方にはおなじみの動きをしてくるモンスターだが、やはり『MHW:I』らしく、スリンガーや環境を利用した狩りで挑みたい。

 手始めにスリンガーを使うことにしたが、なんと片手剣は抜刀中ならいつでも強化撃ちを発射できる! 毒や麻痺などの状態異常属性が通りやすくなる連続攻撃“ジャストラッシュ”なども新たに追加されており、さらに抜刀中のアイテム使用も健在なので、よりサポート的なポジションで活躍しやくなったと感じた。片手剣のアイデンティティーは失われるどころか、狩猟において重要なポジションになれることは間違いない。状態異常特化の装備を揃えて、長所を伸ばしたいところ。しかし、プレイしているのは上級者向けのクエスト。本作初めてのティガレックスを前に油断してしまい、1オチしてしまった……。というわけで、ここからはクエストクリア重視ということで、ハンマーを担いで現場に復帰。

 さて、武器の話ばかりしてしまったが、ティガレックスの狩猟は大咆哮の緊張感がほどよく楽しい。渡りの凍て地では、高所に楔虫がいる場所もあるため、楔虫を利用して空中から乗りを狙ったり、クラッチクローでぶっ飛ばしをしたりと、アクロバティックな立ち回りを行ってみた。ただ、クラッチクローを狙いすぎてティガレックスの回転攻撃をモロに食らったりしてしまったが……。あと、据え置き機で大画面ということもあり、ティガレックスの迫力というか威圧感がものすごい。間近で連続噛みつきをされると、思わずビクッと後ずさってしまった。その後、シビレ罠なども駆使し、無事にクエストクリア。

 ひと通りプレイした感想としては、未知のフィールド、そして未知のモンスターの狩猟はやはりいいもの。渡りの凍て地は広大で、まだまだ足を踏み入れていないエリアも多そうなので、時間が許されるならじっくり探索したい。2019年9月6日(金)の発売日がいまから楽しみでしょうがない。

最終更新:6/19(水) 4:46
ファミ通.com

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