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デザインへのこだわりがハンパないノートPCを見て感じたこと

6/14(金) 15:05配信

ITmedia PC USER

 パスポートの出国記録を見てみると、1997年6月とある。この時、僕は台湾を訪れ、COMPUTEX TAIPEI の撮影をし、同時に台北の郊外にあったASUS(ASUSTeK Computer)の見学をしたのだ。

 もう20年以上前のことだから、記憶も曖昧だが、1つだけ印象に残っていることがある。

 「あちらが創業者のうちの一人です」

 ASUSの広報担当が指さす先には、会議机の前で若手の技術者たちと設計図を前に、にこやかにディスカッションする壮年の、白衣の男性がいた。

 ASUSという会社は、色々な会社をスピンアウトした技術者集団だということは聞いていた。創立数年にしてマザーボードメーカーのトップに上り詰めていることも。

 もう成功を手にしたのだから、若手に偉そうにしてもいいだろうと思うのだが、彼は意に介さない。好きなものは好き。若い奴から情報を得ようと必死になっている感じだった。

この技術者魂が、今のASUSを支えているのだろう。

 僕はこの会社に好印象を持った。いずれ何かブームを起こしてくれるのだろうと。

突然の出会い

 あれから数十年。彼らはマザーボードから始まってグラフィックスカード、NAS、スマホ、そしてノートPCの分野には当然のように進出していた。「ZenBook」はそのクオリティーの高さから日本国内でもかなりの支持を得たと思う。実際、公園で就活中の女子大生がASUSのノートPCを使っているのを目撃したときは、何か感動さえ感じたのだ。

 そのASUSが創立30周年を迎え、さまざまな記念モデルを発売するという。いつも通りスタジオのセットをしてPCを待つ。出てきたノートPC「ROG Strix G G531GW」は想像を超える代物だった。

 30年もPCを撮影しているが、こんなPCは見たことがない、というのが最初の感想だ。形こそノートPCだが、細部のこだわりが半端ない。天面の2つのヘアライン。アトランダムのような、荒い、しかも深いヘアラインだ。オールプラスティックなのに金属に見えるのはかなりのこだわりの仕上げだ。

 ゲーミングPCというカテゴリーで発売されているのだが、僕にはそうは見えない。LEDが付いていてけばけばしく、それらしい雰囲気もあるのだが、それを消してしまえば、何か別世界のギアにも見える。

 PCゲームをターゲットにしているからCPUとGPUは最高のものを搭載している。つまり現時点で最高クラスのスペックのPCということだ。

 僕はゲームをしないが、このROG(Republic of Gamers)なら、普通に仕事に使えそうな気がする。相手を威圧するようなデザインでもないし、なによりカッコいい。会議室でPCを前に、クライアントと打ち合わせをしているシュチュエーションでも何の問題もない。

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最終更新:6/14(金) 15:05
ITmedia PC USER

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