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<河森正治EXPO>マクロス変形機構の秘密 幻の企画も 膨大な資料から見える独創性

6/15(土) 8:20配信

まんたんウェブ

 人気アニメ「マクロス」シリーズなどで知られる河森正治監督のプロデビュー40周年記念の展覧会「河森正治EXPO」が東京ドームシティ(東京都文京区)内のGallery AaMo(ギャラリー アーモ)で6月23日まで開催されている。河森監督の代名詞、変形ロボットのデザイン画のほか、ストーリー構成、企画書など約1300点の資料を展示。約40年間、独創的な作品を作り続けてきた監督の制作の裏側が明かされる。展示量があまりにも膨大で、貴重な資料を見逃してしまう人もいるかもしれない。河森監督の言葉を交えつつ、EXPOの見どころを紹介する。

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 ◇21歳の「マクロス」メモ 「ダイアクロン」も

 河森監督の年表コーナーを見ると、その仕事量に驚かされるはずだ。約40年にわたってほぼ途切れることなくさまざまな作品、プロジェクトに関わり続け、同時期に最多で17本もの作品に参加したこともあったという。河森監督と言えば「マクロス」「アクエリオン」シリーズが有名だが、数々の作品を手がけ、挑戦し続けてきたことが分かる。

 1960年生まれの監督は、1979年放送のテレビアニメ「闘将ダイモス」のゲストメカデザインでプロデビューした。同時期に「トランスフォーマー」の起源になったとも言われるタカラ(現タカラトミー)の変形ロボット「ダイアクロン」シリーズのデザインも担当した。EXPOでも「ダイアクロン」のデザイン画が展示されている。

 監督の名を世に知らしめたのが1982~83年に放送された「マクロス」シリーズの第1作「超時空要塞マクロス」だ。企画に参加した当時は21歳の大学生。「とにかくやりたい!」という強い思いがあり、企画を出したり、イメージボードやデザイン画などを描きまくったという。EXPOでは、変形ロボット・バルキリーの伝説になった変形機構が生まれたラフ画、初期のストーリー構成も公開され、「マクロス」誕生の裏側を知ることができる。

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最終更新:6/15(土) 8:20
まんたんウェブ

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