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大谷 メジャー日本人初のサイクル達成に笑顔 敵地総立ちで祝福

6/14(金) 11:45配信

デイリースポーツ

 「レイズ3-5エンゼルス」(13日、セントピーターズバーグ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「3番・指名打者」で出場し、メジャー日本人初のサイクル安打を達成した。初回の打席で8号3ラン、三回に左中間二塁打、五回に右翼線三塁打、七回に中前打。今季初の4安打で打率を・281とし、チームの3連勝に大貢献した。

【写真】偉業への第一歩は自己最低角度19度の弾丸ライナーHR!

 レイズの先発は大谷と同じメジャー2年目の左腕ヤーブロー。大谷は昨年7月31日に3打席で対戦し、空振り三振、中飛、空振り三振と無安打に抑えられていたが、初回の打席でカウント1-1からほぼ真ん中の143キロシンカーを完璧にとらえ、メジャー自己最少の打球角度19度、高さ16メートルの弾丸ライナーで中堅左のスタンドへ一気に運んだ。飛距離は126メートルだった。11日のドジャース戦に前田から先制7号を放っており、今季2度目の2戦連発。メジャー通算30本塁打とした。

 三回は先頭で同じ左腕の初球、外角へ逃げる134キロカットボールを鮮やかに流し打った。初回の本塁打と同じ打球速度174キロの低い弾道。左中間を真っ二つに割った打球を見ながら大谷が二塁へ滑り込み、今季11度目のマルチ安打。外野の間を抜ける長打は今季135打席目で初めてだった。

 五回2死走者なしの打席はフルカウントから6球連続で投じられたカーブにバットを合わせて右翼線へ。打球が転々とする間に快足を飛ばし、滑り込むことなく三塁に達した。続くプホルスの12号2ランを呼び込んだ。

 偉業まであとシングルとした七回の打席は2死一塁の場面。2番手右腕ウッドに対し、初球ボールの後、2球連続空振りで追い込まれたが、フルカウントに持ち込み、8球目の140キロチェンジアップを中前へはじき返し、メジャー史上初となる日本人選手によるとサイクル安打を達成。敵地での試合だったにも関わらず、スタンドはスタンディングオベーションで偉業を称えた。一塁上の大谷は一塁ベースコーチと両手でタッチしながら笑顔を見せたが、敵地ファンの歓声に反応することはなかった。

 エンゼルス広報部によると、球団サイクル安打は13年5月21日のマリナーズ戦でトラウトが達成して以来、8回目7人目だという。メジャーでは326回目で今季はパイレーツのポランコが4月5日のツインズ戦で成し遂げている。

 大谷は昨季の新人王を獲得しており、球団発表によると、2つの記録を成し遂げたのは史上16人目。過去にはメジャー史上初のアフリカ系アメリカ人選手となったジャッキー・ロビンソンや“鉄人”カル・リプケンJr.、ロッド・カルーらそうそうたる顔ぶれとなっている。

 エンゼルスの過去の達成者は以下のとおり。

ジム・フレゴシ      1964年7月28日 対ヤンキース

   同         1968年5月20日 対レッドソックス

ダン・フォード      1979年8月10日 対マリナーズ

デーブ・ウィンフィールド 1991年6月24日 対ロイヤルズ

ジェフ・ダバノン     2004年8月25日 対ロイヤルズ

チョーン・フィギンス   2006年9月16日 対レンジャーズ

マイク・トラウト     2013年5月21日 対マリナーズ

大谷翔平         2019年6月13日 対レイズ戦

 過去に新人王&サイクル安打達成選手は以下のとおり。

ジャッキー・ロビンソン、フランク・ロビンソン、ビリー・ウィリアムズ、トミー・エイジー、ロッド・カルー、カールトン・フィスク、フレッド・リン、アンドレ・ドーソン、カル・リプケンJr.、ジェフ・バグウェル、エバン・ロンゴリア、マイク・トラウト、ウィル・マイヤーズ、ジェフ・アブレイユ、コディー・ベリンジャー。

最終更新:6/14(金) 19:20
デイリースポーツ

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