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大の家好き作家・高殿円の新刊エッセイ『35歳、働き女子よ城を持て!』インタビュー

6/14(金) 8:01配信

SUUMOジャーナル

住宅購入を検討する女性が増えています。2019年4月に刊行されたエッセイ『35歳、働き女子よ城を持て!』(KADOKAWA)の主人公は35歳、年収300万の契約社員。そんなシングル女子が都内に自分の城となるマンションを買うまでの紆余曲折や具体的ノウハウが満載のこの本、著者は住宅に一家言あるに違いない、ということで突撃取材。女性にエールを送る物語を多数刊行している作家・高殿円(たかどのまどか)さんご自身の住まい観や出版の背景を聴いてきました。

子どものころから家好きで既に住宅購入4回、20代で一戸建て購入

――著書『35歳、働き女子よ城を持て!』では、高殿さんが編集担当のM村さんに強く住宅購入をオススメされていますね。かなり不動産にお詳しいようですが?
SUUMO、いつも見ています(笑)。子どものころから不動産に人一倍興味があったので、今も趣味のように時間が空けば物件情報検索していて、間取図を見るのが大好きです。生まれた時は社宅住まいで、母親がマイホームを夢見ていつも間取りチラシをチェックしていた影響でしょうか。3歳で社宅から郊外のニュータウンに引越したのですが、その時のこともはっきり覚えています。
その後も親の都合で引越しを繰り返し、さらに阪神淡路大震災もあって。住んでいたマンションは幸い無事でしたが、ライフラインが復旧するまでは友人宅で過ごし、旧い街並みが壊れ、やがて高層マンションに変わっていく様を目の当たりにして、ますます住宅について考えさせられました。

――ご実家を出られてからのご自身の住まい歴を教えてください。
就職先が大阪で、距離的に通うことが難しいため実家を出ました。初めて借りた部屋は友人とのルームシェアで広めのファミリータイプ。ワンルームを一人で借りるより快適だと思って。その後賃貸は合計3軒、その間に結婚もしたので、27歳の時に建売の一戸建てを購入しました。賃料を払い続けても何も残らないけれど、ローンを払えば土地は残ると思って。土地は担保にもなりますし、古くならないし、マンションでも土地の持ち分はありますしね。

――この時の家選びのポイントやこだわりは?
こだわりは利便性です。都心でしかも駅から徒歩30秒という便利さで、どこへ行くにもアクセス抜群。作家になって3カ月に1冊本を出す生活で、とにかく時間に追われていて。この家もたまたま契約済だったのにローンが通らず空いていた、ということにご縁を感じました。利便性重視の反面、国道もあるためうるさく、狭小地の建売で物理的に狭いという課題もありました。一度不動産を買うと「次はもっと……」と不満を解消したくなり、どんどん購入をライトに考えられるようになりましたね。

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最終更新:6/14(金) 8:01
SUUMOジャーナル

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