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柳楽優弥と川栄李奈が2度目の夫婦役!映画『泣くな赤鬼』

6/14(金) 6:01配信

TOKYO HEADLINE WEB

 ベストセラー作家・重松清作品の中でも、最も泣ける“せんせいと生徒”の物語『泣くな赤鬼』を『キセキ-あの日のソビト-』の兼重淳監督が映画化。元熱血教師“赤鬼先生”との再会を機に、つらい運命に向き合おうとする青年“ゴルゴ”を演じた柳楽優弥と、ゴルゴを支える妻役・川栄李奈が、主演・堤真一自らも見て泣いたという本作の見どころ、そして自身の“師”への思いを語る!

【インタビュー】柳楽優弥×川栄李奈 映画『泣くな赤鬼』2度目の夫婦役は“強い絆”で運命を乗り越える!

 甲子園出場を目指して強豪チームを率いる教師・小渕は、鬼のような熱血指導ぶりから“赤鬼先生”と呼ばれていた。そんな黄金時代から月日が流れ、野球への情熱が衰えかけていたある日、赤鬼先生はかつての教え子である“ゴルゴ”こと斎藤と再会する。野球の素質を持ちながらも挫折して高校を中退したゴルゴだったが、今では立派な大人に成長し1児の父となっていた。しかしゴルゴは病に侵され余命わずかであることが分かる。厳しさでしか教え子に向き合えなかった過去の後悔を胸に、赤鬼先生はもう一度ゴルゴと向き合おうとする…。

 大人になったゴルゴを演じる柳楽と、幼い子供をかかえながら病の夫を受け止めようとする妻・雪乃を演じた川栄。2人が夫婦役を演じるのはドラマ『フランケンシュタインの恋』に続いてこれが2度目。

柳楽優弥(以下:柳楽)「奥さん役が、川栄さんになる率が高くてうれしいです(笑)。性格も親しみやすい方ですし、やっぱり1クール一緒にお芝居をやらせていただいたのは大きいですね」

川栄李奈(以下:川栄)「そのドラマでは最後のほうで夫婦になってその後は描かれていなかったんですよね。今回は夫婦になってからのお芝居だったので、今回はきちんと夫婦役を演じることができたかな、と。私はすごく人見知りで初めての方とあまり距離を詰めることができなかったりするので、夫役が共演したことのある柳楽さんで、すごくうれしかったです」

柳楽「僕が演じるゴルゴは一見、強そうに見えるけど、奥さんと2人のときにはきっと弱っちい部分を見せているんだろうなと思うんです。川栄さんが演じる凛とした感じから、この奥さんに励まされていたから、病気の症状とかもしっかり自覚しながら前向きに、野球をまたやりたい、とポジティブなほうに向くことができたんだ、と。この奥さんの強さがあったからなんじゃないかな、と思います。川栄さんご自身も、赤ちゃんの扱い方がすごく上手いんです。普通、赤ちゃんがずっと泣いていると折れそうになるじゃないですか。どんなに泣いていても“大丈夫だよ~”って、まったく折れない(笑)。川栄さんが赤ちゃんをあやす姿を見ていると、こちらの気持ちが落ち着きます」

川栄「私も柳楽さんのおかげですごくお芝居がしやすかったです。今回、堤真一さんや柳楽さん、キムラ緑子さんといった方々に囲まれて緊張していたんですけど、柳楽さんが現場の空気感を作ってくれたり、お芝居で引っ張ってくださって、すごく居心地が良かった。ただ、役作りで柳楽さんが徐々にやせていく姿を見ているのはつらかったです。本当にみるみるやせていくし、グラウンドでヘトヘトになりながら野球をしているところなんかは、本当に頑張れという気持ちになりました」

柳楽「役作りで減量するのは慣れているので(笑)。でもやっぱり病気という役どころは、芝居とはいえ気持ち的につらいですね」
 余命宣告という運命を前に、綴られていくのは悲劇そのものではなく、その運命を機に再びよみがえっていく先生と生徒の絆とそれを取り巻く人々の思い。映画では、2人がすれ違っていく高校時代と、かつてのすれ違いを過去のこととして振り返ることができるようになった現在が描かれていく。厳しい指導で才能を伸ばそうとする赤鬼先生と、それに反発してしまうゴルゴ。2人がより共感したのは…?

柳楽「人によっては赤鬼先生のような指導をされても乗り越えることができるかもしれないけど、そうでない人にとっては熱血すぎて嫌だとなってしまうかもしれない。僕自身はゴルゴの気持ちは、すごくよく分かります。正論をぶつけられすぎると“それは分かっているけど、できないんです”と言いたくなるのも分かるし共感もできる。でもその一方で、先生の気持ちもよく分かるので、どちらが正しいかではないんだろうな、と思います」

川栄「私は、どちらかというと先生の立場のほうが共感できました。先生という立場は本当に難しいと思うんです。生徒との関係性もさじ加減が難しいでしょうし、自分の本心を言えないこともあるでしょうし。私もあまり自分が思ったことを言えなかったりするので、赤鬼先生の姿には強く共感しました」

柳楽「“先生と生徒”とか“師匠と弟子”というと一見、上から下へ教える関係のように思えますけど、実際は目上のほうも下から学んでいるんだな、と最近思うようになったんです。僕も子供がいるので、お互いがお互いを成長させているという関係性にはグッときますし、今回の映画はそれが見どころの1つかな、と」

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最終更新:6/14(金) 6:01
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