ここから本文です

eスポーツは「時期尚早」。鈴木長官の発言に見る、eスポーツの管轄省庁の行方

6/14(金) 7:05配信

VICTORY

現時点では、IOCの会長であるトーマス・バッハ氏は、eスポーツに関しては鈴木大地長官と同様に現時点ではまだ対話が必要としており、オリンピック競技となるにはしばらく時間がかかりそうな気配だ。またeスポーツがオリンピック競技となるにしても、様々な問題点は残っている。例えば、権利問題。オリンピック競技として全世界に放送、配信される時に、ゲームメーカーは著作権を放棄し、IOCに移譲する必要がある。それが一時的なのか恒久的なのかはわからないが、それをできるメーカーがいるかどうかと言うのはかなり微妙なところだろう。そして利権問題。オリンピックのeスポーツにタイトルが選ばれるとなると、採用されなかったタイトルよりも売れる可能性がある。そうなったときにひとつの企業を優遇すると言う印象を与えかねなくなる。

総じて考えてみると、スポーツ庁としてもeスポーツ界隈としても、お互いに手を組むことはそこまで望んでいないのではないだろうか。ただ、国際的な大会やイベントに関わる時に、何かしらの省庁の働きかけが必要な場合も出てくる可能性はある。その時に、スポーツ庁がeスポーツの扱いを先送りにしていたり、飼い殺しのような状態であるのは望むところではないだろう。スポーツ庁がeスポーツに積極的に取り組み気がないのであれば、早々に他の省庁に譲って欲しいところだ。eスポーツを管轄に置きたい省庁は他にもあるのではないだろうか。

岡安 学

2/2ページ

最終更新:6/14(金) 7:05
VICTORY

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事