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みそ仕込用「丈三桶」 産業遺産に認定 愛知のイチビキ

6/14(金) 11:18配信

食品新聞

愛知県の醸造・食品メーカー、イチビキの第1工場(愛知県豊川市)にあるみそ仕込桶「丈三桶(じょうさんおけ)」が、6月2日に開催された産業考古学会2019年度総会で、産業考古学会推薦産業遺産に認定された。

木製のみそ仕込桶としては、日本最大であることなどが評価されたもの。この「丈三桶」は100年以上経った現在でも現役で使用されており、今後も大切に維持し使い続けていくという。

「丈三桶」は、底板直径と高さが1丈3尺(約3.9m)、容量約50tという巨大な仕込桶。明治44年(1911年)、同社初代社長となる中村慶蔵が考案した。みそ仕込桶は6尺(底板直径と高さが約1.8m、容量約5t)サイズが一般的だが、「丈三桶」はその約10倍のみそを仕込むことができる。巨大な桶を使用したのは当時「品質が安定して、旨くて、安い」みそ造りを実現するための工夫だった。

今回認定を受けた「産業考古学会推薦産業遺産」とは、1985年に始まった認定制度。「保存を必要とする重要な産業遺産のうち、国あるいは地方自治体による文化財指定を受けていないもの」について、産業考古学会が独自に選定・推薦を行って発表する。

最終更新:6/14(金) 11:18
食品新聞

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