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短尺、カウンターバランス、軽量……個性が際立ち「合う・合わない」がより顕著に!? 最新シャフト8機種をプロ二人が徹底試打

6/14(金) 20:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフクラブの構成要素は大きく分けてヘッド、シャフト、グリップの3つ。ヘッドの重要性は言わずもがなだが、シャフトによっても合う・合わないは顕著に出る。そこで2019年の最新シャフト8モデルを試打。その性能をたしかめた!

試打したのは、三菱ケミカル「テンセイCKプロオレンジ」、フジクラシャフト「スピーダーSLK」、「デイトナスピーダー」、TPPX「アフターバーナー」、シンカグラファイト「ループプロトタイプLT」、グラファイトデザイン「秩父」、日本シャフトの「NSプロ レジオフォーミュラBプラス」「NSプロ レジオフォーミュラMプラス」の計8モデル。

それらを「コブラF9」のヘッドに差し、プロゴルファーの中村修と堀口宣篤の2名がテストを行った。なお、フレックスは基本的にS。シャフト重量や長さは、シャフトの特徴が出るように臨機応変に組んである。飛距離等も計測したが、シャフトは合う・合わないの見極めこそが重要であり、スペックもシャフトごとに異なるため、あくまでも参考値とした。

さて、8モデルを打ち終えた中村に、まずは全体の傾向を聞いた。

「なかなかシャフトだけを打ち比べる機会はありませんが、いっぺんに打つとやはり面白いですね。各メーカーそれぞれ知恵を絞り、それぞれ異なる“飛ばし方”を提案しています。そして、基本的には今のヘッド、すなわち高慣性モーメントのヘッドに合うシャフトになっています」

ピンのG400MAXに代表されるような高慣性モーメントヘッドは、フェースの開閉が起きにくく、クラブをシャットに保ったまま振ったほうが良い結果を得やすいとされる。そのため、フェースターンを促すというよりも、フェースをスクェアに保ったまま振り切れる、そんな傾向が全体的に見られるという。

「中でも、今回試打した8モデルは3パターンに分類できます」と中村。

・しなりの大きい弾きタイプ
・振りやすさを独自に追求したタイプ
・素直な挙動のタイプ

の3つだ。そのうちの最多ボリュームを占めるのが、「秩父」「デイトナスピーダー」「アフターバーナー」そして「ループプロトタイプLT」の“しなりの大きい弾きタイプ”4モデル。中間あるいは先寄りがしなり、ボールを弾いてくれるシャフト群だ。

「明確に飛ばしを目的としたシャフトがこの4つです。ヘッドスピードを上げてくれ、それによりボール初速を高め、飛ばせる。デイトナスピーダー、秩父、アフタバーナーはとくに先が走るタイプ。ループはそれらに比べるとクセなくしなる印象です」(中村)

個別の評価を簡単にするならば、「秩父」は今回試打した中でもっとも軽く(Sで44g)、もっとも軟らかいシャフト。「ただし、頼りない感じはなく、スピード感も落ちない」と堀口が評するように、ヘッドスピードがさほど速くないゴルファーが振ったときに、しっかりと振り切れる性能を持っている。

trpxのアフターバーナーはSで51gと軽量で「とにかく走ってくる」(堀口)「飛び系の良いところを感じる、つかまって高さを出せるシャフト」(中村)と高評価。

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最終更新:6/14(金) 20:30
みんなのゴルフダイジェスト

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