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【ブラジル】サンパウロ市内に偽物オリーブ油の密造工場が

6/14(金) 12:55配信

サンパウロ新聞

 サンパウロ州文民警察はサンパウロ市内東部で、偽物のオリーブオイルを密造する工場を発見した。12日付で伝えた伯メディアによれば、この密造工場内で警察は、油と健康に有害な香料を混ぜて作られた何千本ものニセのオリーブオイルを発見したほか、ニセのオリーブオイルをビンに詰めるための機械などを見つけた。
 警察によると、密造者達は植物油と香料、そして薬品を使ってオリーブから搾られた非食用の油「ランパンテ」を混ぜ合わせてニセのオリーブオイルを製造していた。その偽物オリーブオイルは大量に摂取すると健康に害が及ぶ。警察は今回、植物油4万リットルと、製品として販売できる状態に整えられた偽物オリーブオイル1万5000リットルを押収した。
 今回の密造工場の摘発は、警察官らが1台のトラックに対して職務質問を実施したことが発端となった。そのトラックを運転していた男は警察に対し、積荷のオリーブオイルはサンパウロで作られたものだと言ったが、捜査官らはそれらに貼られたラベルが「ポルトガル製」であることを示していることに気付き、捜査へとつながった。
 警察は現在、この密造工場で作られていたニセのオリーブオイルを市場に流通させていたのは誰なのかを調べている。捜査ではすでに、サンパウロ州以外の複数の州において同工場で製造された偽物オリーブオイルが発見されている。捜査責任者は「サンパウロ市近郊の大手小売チェーンでもこの手の商品を販売しているという情報がある」と話している。

サンパウロ新聞

最終更新:6/14(金) 12:55
サンパウロ新聞

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