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届かない優勝トロフィー…メッシ率いるアルゼンチン代表に足りない3つのポイント

6/14(金) 21:00配信

SOCCER KING

 アルゼンチン代表は、コパ・アメリカでなかなか結果を出せずに苦しんでいる。

 2004年ペルー大会、2007年ベネズエラ大会は、いずれも決勝でブラジルに敗れて準優勝。自国開催で優勝が至上命題とされていた2011年アルゼンチン大会では、準々決勝でウルグアイに敗れる屈辱を味わった。2015年チリ大会、そして2016年にアメリカで開催された100周年記念大会でも決勝進出を果たしたものの、ともにPK戦でチリに敗れ、タイトルを逃している。

 直近の5大会で準優勝が4度。アルゼンチン代表は当代最高のフットボーラーであるリオネル・メッシを擁していながら(メッシのコパ・アメリカ出場は2007年大会から)、近年のコパ・アメリカでは一度も優勝トロフィーを獲得できず、“シルバー・コレクター”の様相を呈している。いったいその原因はどこにあるのか。今のアルゼンチン代表に不足しているものを、3つのポイントに絞って解説していこう。

①リーダーシップの欠如

 近年のアルゼンチン代表は、主にメッシがキャプテンを務めている。6月8日に行われたニカラグアとのテストマッチでも彼がキャプテンマークを巻いて先発していたので、恐らく今大会でもキャプテンはメッシということになるのだろう。10番を背負い、チャンスメイクからフィニッシュに至るまで攻撃の中心的役割を一手に担い、おまけにキャプテンも務める。メッシへの“一極集中”が甚だしい状況だ。

 メッシがこれらの役割を一手に担えるだけの強烈なパーソナリティの持ち主であれば、何ら問題はないだろう。だが、よく言われるように彼は繊細な性格で、他者と積極的にコミュニケーションを取るわけではなく、プレーに集中することで自らのリズムを作り出していくタイプ。ダニエル・パサレラやロベルト・アジャラ、ディエゴ・シメオネ、フアン・パブロ・ソリン、ハビエル・サネッティ、ハビエル・マスチェラーノといった歴代のキャプテンはリーダーシップを発揮して選手たちをまとめ上げる存在だったが、メッシは自らのプレーでチームを牽引する。チームが苦境に陥った際に鼓舞したり、敗れた時にチームメイトに声をかけたりすることは、ほとんどない。先人たちと同じ姿勢をメッシに求めるのではなく、その役割を担える人材がいないことが問題視すべき点だ。

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最終更新:6/14(金) 21:00
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