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農業に甚大な被害をもたらす害虫、中国から飛来 台湾全域で39匹を確認

6/15(土) 12:41配信

中央社フォーカス台湾

(台北 15日 中央社)トウモロコシやイネなどを食い荒らす外来種の害虫、ツマジロクサヨトウが台湾で発見されたのを受けて調査を進めていた農業委員会は14日、同日朝までに台湾本島各地や離島・金門で39匹が確認されたと発表した。

陳駿季副主任委員によると、南西の気流に伴って中国から飛来したとみられ、南部・高雄、屏東、中部・南投、太平洋側の離島、蘭嶼と緑島を除く台湾全域で幼虫や成虫が見つかった。

陳氏は、今後1週間余りの期間に駆除しなければ台湾で繁殖してしまうと警鐘を鳴らした上で、迅速な対応で農業被害を最低限に抑えるのが先決だと強調。農業従事者に対し、こまめに田畑を巡回して見つけ次第すぐに通報するほか、確認されたら即刻焼却・埋却処分するよう呼び掛けている。陳氏によると、これまでに200例の通報があり、鑑定を急いでいる。

ツマジロクサヨトウは米州の熱帯地域などを原産とする昆虫。2016年にアフリカで猛威を振るい、その後アジアに拡散。中国では今年1月に雲南省で見つかって以来、被害が拡大しつつある。台湾では8日、北部・苗栗県で幼虫が見つかった。

(楊淑閔/編集:塚越西穂)

最終更新:6/15(土) 12:41
中央社フォーカス台湾

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