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ポルシェ カレラ カップ ジャパン第7戦|大雨によりSC先導のままレース終了、笹原右京が今季4勝目

6/15(土) 16:33配信

motorsport.com 日本版

 富士スピードウェイで行われた2019ポルシェ カレラ カップ ジャパン(PCCJ)の第7戦決勝は、大雨の影響によりセーフティカー先導のままレースが終了。ポールポジションからスタートした笹原右京(Porsche Japan Junior Programme)が今季4勝目を手にした。

 今シーズンはここまでスーパーGTのサポートレースという形で行われてきたPCCJだが、今回は「Porsche Sportscar Together Day 2019」の中で第7戦と第8戦が開催される他、ポルシェ カレラ カップ アジア(PCCA)も3レース予定されている。

 さらにパドック内にも現行車両から往年の名車までが並べられ、まさに“ポルシェ一色”という雰囲気となっている。

 午前中に行われた公式予選は、開始時から強い雨に見舞われ、予定より10分遅れでセッションがスタートした。

 各車がウォータースクリーンを巻き上げながらタイムアタックを行なった中、開始10分を迎えたところでジェントルマンクラスにエントリーしている内山清士(NK RACING)が1コーナーでクラッシュを喫し、赤旗中断となった。ドライバーに怪我はなかったが、マシンだけでなく、ヒットしたガードレールにも損傷が及んだようで、セッションはそのまま終了となった。

 この時点で1分51秒569のベストタイムをマークしていた笹原が3戦連続でポールポジションを獲得。2番手に小河諒(LM corsa)、3番手に上村優太(PORSCHE CENTER OKAZAKI)が続いた。

 同日午後に行われた第7戦決勝。スタート前は雨もほとんど降っておらず、通常通りスタートができるかと思われたが、フォーメーションラップ開始直前になって、いきなり大粒の雨が降り出した。これにより、急きょセーフティカー先導でレースが始められることとなった。

 しかし、周回を重ねるにつれて雨脚がさらに強くなると、SC先導でスロー走行でもスピンせずにコース上に留まっているのがやっという状態のマシンが増え始めた。結局セーフティカーランが解除されることなく、9周を終えたところで上限時間の30分を迎え、笹原が先頭のままチェッカーフラッグ。今季4勝目を挙げた。2位には小河、3位には上村が続いた。

 バトルがないままでレースが終了することとなったが、優勝した笹原は「誰も怪我をすることなく無事にレースを終えることができてよかったです。当然レースをしたいという思いはありましたが(今回のコンディションを考えると)懸命な判断だったと思います」とコメントした。

 結果的に予選でライバルを圧倒しポールポジションを獲得できたからこその勝利となった笹原だが、セカンドベストタイムでグリッド順が決まる明日の第8戦は5番手からスタートとなる。

「このメンバーで5番手から優勝するのは、よほどのことがないと厳しいです。でも今日はこうしてきっちりポイントを獲ることができましたし、明日はうまく順位を上げて最低でも表彰台に行ければなと思っています」と第8戦に向けた意気込みを語った。

吉田知弘

最終更新:6/15(土) 16:33
motorsport.com 日本版

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