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宝塚花組「花より男子」開幕、柚香光が道明寺司に「なんてかわいいやつなんだ」

6/15(土) 18:30配信

ステージナタリー

宝塚歌劇花組「TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『花より男子』」が、本日6月15日に東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕。これに先駆け昨日14日に、通し舞台稽古と囲み取材が実施された。

【写真】宝塚歌劇花組「TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『花より男子』」より。(メディアギャラリー他7件)

本作は、神尾葉子のマンガ「花より男子」を原作に、脚本・演出を野口幸作が手がけるミュージカル。オープニングでは、原作のイラストが使用された映像が舞台に映し出される中、F4の面々が登場し、華やかなパフォーマンスで会場を一気に惹きつける。裕福な家庭の子供たちが集まる名門校・英徳学園を中心に展開する本作では、制服を着用した大勢の出演者たちが息の合った歌やダンスを披露した。

劇中には「ありえないっつーの!」「まーきのっ」といったセリフが登場するほか、道明寺が「雲泥の差」を「ウンドロの差」、「プライド」を「プライバシー」と言い間違えるなど、原作やドラマ版のファンにはおなじみの描写も取り入れられている。

F4のリーダー・道明寺司を演じるのは柚香光。柚香は、素直になれない“俺様”キャラの道明寺が、ヒロイン・牧野つくしへの恋心を自覚し、懸命にアプローチする姿を愛らしく演じて会場中を魅了。つくし役の城妃美伶は豊かな表情で好演し、道明寺に飛び蹴りやパンチを食らわせたり、軽やかな側転を披露したりと元気いっぱいの演技でストーリーを牽引した。

ほかのF4メンバーもテンポのよい掛け合いを見せ、物語を盛り上げる。優波慧は華やかな柄物の服を着こなし、スマートな身のこなしで“マダムキラー”の美作あきらを演じた。つくしの初恋の人である花沢類役の聖乃あすかは、花沢のつかみどころのなさを柔らかな微笑みで表現。また茶道の家元の息子・西門総二郎役の希波らいとは、日本舞踊を取り入れたダンスで華やかに魅せたほか、和装姿も披露した。

通し舞台稽古のあとに行われた囲み取材には、柚香と城妃が出席。宝塚版「花より男子」の見どころを問われた柚香は、本作が歌と踊りを交えて展開することを挙げ、「私(演じる道明寺)も気分が高まると発作のように踊ります。こんなに急に歌ったり踊ったりする道明寺司と牧野つくしはなかなかいないのでは(笑)」と話す。また柚香は「青春を感じた」と稽古を振り返り、「F4がつるんでいる感じが本当に好き。最近私は仲間のいるお役が少なくて(笑)、4人組でいることがとても楽しいです」と述べ、会場を笑いで包んだ。さらに出演にあたって原作マンガを読み返したと柚香。自身の演じる道明寺の印象を「なんてかわいいやつなんだ」と語り、「もし弟だったらきっと面倒を見てしまうだろうなと、愛おしく感じます」と目を細めた。

「演じている私もときめきが止まりません……」と心境を明かす城妃は、「男役さんが演じるF4を見て、少女マンガの世界を感じて」「皆様にはぜひ、牧野つくしになった気持ちでご覧いただきたいです」と呼びかける。つくし役については「このお役に出会えたのは、私の人生にとって大きな出来事。いろいろなお役をいただいてきましたが、牧野つくしと出会うためにこれまでがあったのかもしれない、と思っています」と話し、「つくしさんはすごいエネルギーを持っていて、周囲を巻き込む力がある。そこを魅力的に演じられたら」と意気込んだ。

上演時間は休憩30分を含む約3時間を予定しており、公演は7月2日まで。なお6月29日15:30開演回ではライブビューイングが実施される。会場となる全国各地、香港、台湾の映画館は、ライブ・ビューイング・ジャパンの公式サイトで確認しよう。

■ 宝塚歌劇花組「TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『花より男子』」
2019年6月15日(土)~7月2日(火)
東京都 TBS赤坂ACTシアター

原作:神尾葉子「花より男子」(集英社マーガレットコミックス)
脚本・演出:野口幸作

□ キャスト
道明寺司:柚香光
牧野つくし:城妃美伶
美作あきら:優波慧
花沢類:聖乃あすか
西門総二郎:希波らいと
ほか

最終更新:6/15(土) 18:30
ステージナタリー

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